[メイン] DL :  

[メイン] DL :  

[メイン] DL :  

[メイン] DL : ネットの噂。
時折ニュースを騒がせる謎の失踪事件。
画面の向こうで起こる非日常。

そう、思っていた。
ーその夜を迎えるまでは。


「ぼくが ずっと いっしょにいるよ」

これは夢想
失われてしまった、とある小さな命の宝箱
銀河の中の小さな一粒のおはなし


彼と、彼の友だちが見上げるのは眩いほどの星空。
今日も、彼の体温を感じて眠るんだろう。

……そして、あなたの眼前に落ちてきたのは、1粒の光だった。

[メイン] DL : エモクロアTRPG
「21月7日(冥)」

[メイン] DL : 始まります。

[メイン] DL :  

[メイン] DL :  

[メイン] DL :  

[メイン] DL : あなた達は休日の遊び帰りか、学校終わりの食事の後か……いずれにしても、夜の道を揃って歩いている。

[メイン] 天童成美 : 「ピィ~♪ピィ~♪」
フエ星人吹いてる

[メイン] 岸井ミカ : 「…だからユカリ先輩は頭が固いってのなんの、もちっと柔軟な発想できないとダメだと思うのあたし、女子高生の一日は短いんだからさ〜」
これみよがしに先輩の愚痴

[メイン] アンバー : 「あ、あはは……ミカは相変わらず先を見てるね〜」
「……っていうか成美、なにそれ? それも今の流行り?」

[メイン] アンバー : 二人に挟まれつつ、きょろきょろと身体を動かす。

[メイン] 天童成美 : 「わかる~やっぱ人間の肉体じゃ限界があるよね~」
「これ?貰い物」

[メイン] アンバー : 「柔軟ってそういう意味だったの!?」

[メイン] 天童成美 : 「森の精を自称するホームレスからパンツと交換で貰ったんだ~!いいっしょ」

[メイン] 岸井ミカ : (……あたしこいつ理解するの多分三十路過ぎてからだ)

[メイン] アンバー : 「……いやいやいやいや! 成美それ絶対騙されてるって!?」

[メイン] 岸井ミカ : 「まずホームレスって分かってんなら交換すんな!」

[メイン] アンバー : 「ほら! ミカもこう言ってるし!」

[メイン] 天童成美 : 「騙されてないよ~フエ星人は滅多に当たらないから…」
「あっ、クワガタが電柱に張り付いてる」クワガタを手に取る

[メイン] 岸井ミカ : 「いやいや今どきクワガタに興味津々とか小学の男子じゃないんだから…」

[メイン] アンバー : 「そういう……あっ、ミヤマクワガタだね! こんな街中で珍しいなぁ」

[メイン] 天童成美 : 「懐かしいなあ…」

[メイン] アンバー : 「ね、わたしも小さかった頃はよく獲りに行っておじいちゃんに見せてたなぁ……」
「最近じゃあこんな風に自然に触れる機会も少なくなっちゃったしね」

[メイン] アンバー : 言いつつ、都会の夜空を仰ぐ。

[メイン] 天童成美 : 「そう、私もねクワガタじゃないけど…」

[メイン] 天童成美 : 「カブトムシ食べた事あったわね」

[メイン] アンバー : 「それはわたしもないよ!?」

[メイン] 天童成美 : 「そうなの?恐ろしくマズいから一度経験するといいわ」

[メイン] 岸井ミカ : 「食うな!ってかあんたのキャラなに!?」
現役女子高生キャパシティオーバー

[メイン] アンバー : 「えぇ……う〜ん、わかった! 若いうちは何事も経験って言うし!」
「あはは……長い付き合いだし、もう慣れちゃったけどね」

[メイン] 岸井ミカ : 「いやアンバーも真に受けない!」

[メイン] アンバー : 「ふぇっ!?」

[メイン] 岸井ミカ : 「あっれ〜、なんかこの3人でつるむとあたしが常識人ポジションになるのなに?」

[メイン] アンバー : 「気にしない気にしない! ミカがしっかり者なおかげで、わたしたちもこうやって気楽に話せるんだし!」

[メイン] DL : 女子高生トークをしつつ、あなた達がふと夜空を見上げれば、空にはたくさんの星々が輝いていた。
その時、一粒の光が流れ星のようにあなた達の前にぽつりと落ちた。

[メイン] DL : 〈事情通〉と〈★霊感〉を振れますね。

[メイン] アンバー : はーい!〈事情通〉振ろうかな!

[メイン] 天童成美 : 霊感LV1!

[メイン] 天童成美 : 1DM<=7 〈★霊感〉 (1DM<=7) > [5] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] DL : それぞれいいよ

[メイン] 岸井ミカ : んじゃあたしも事情通を

[メイン] アンバー : 1DM<=7 〈事情通〉 (1DM<=7) > [2] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] 岸井ミカ : 1DM<=6 〈事情通〉 (1DM<=6) > [9] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] DL : 成美はその光を見つめると不思議な感じを覚える。まるで自分達を誘っているかのように思えた。

[メイン] DL : それを見た時、アンバーは一つの噂話を思い出す。
「夜空から落ちて来た光に触れた人間は、次の日に忽然と姿を消してしまう」という噂だ。
最近たびたび発生している謎の失踪事件と関係があるのではないかという話もある。

[メイン] 天童成美 : 「あの星…私達を誘ってるわ、やらしい星…」

[メイン] 天童成美 : 「まだ未成年にスケベしようやなんて…」

[メイン] 岸井ミカ : 「え?なにあの光?空…いや別に高い建物ある訳じゃないし…」

[メイン] アンバー : 「成美成美! 何を受信してるの一体! 戻ってきて!?」

[メイン] アンバー : 「あ……光といえばミカ、こんな噂知ってる?
 『夜空から落ちてきた……』──」

[メイン] 天童成美 : 「イチローのスパイク?」

[メイン] 岸井ミカ : 「え、それ知らないんだけど…初耳」
噂話好きのミカからしたら興味が一気に湧く内容である

[メイン] アンバー : 「そうじゃなくて……それも触ったらマズいことになる部類の話だけど!」

[メイン] アンバー : ふっふーん……と、もったいぶって簡単に噂の内容を二人に披露する。
「──ってわけ。一説ではここ最近でニュースの失踪事件の関係も有力視されてる、とか!」

[メイン] 天童成美 : 「成程…つまりアンバーはこう言いたいのね」

[メイン] アンバー : 「うんうん!」

[メイン] 天童成美 : 「あの星が未成年愛者の変態で人々を連れ去っては淫行をしていると…」

[メイン] アンバー : 「ちがーう!!!」

[メイン] アンバー : 「……えっ、わたし本当にそんなこと言ってないよね!? 大丈夫だよねミカ!?///」

[メイン] 岸井ミカ : 「大丈夫大丈夫、あたしはちゃーんと分かってるよ清純派女子高生」

[メイン] アンバー : 「よ、よかったぁ……」

[メイン] 天童成美 : 「でも大体そんな話だったよ」

[メイン] アンバー : 「それは成美の中でわたしの話とあんたの妄想が混ざってるの!」

[メイン] 岸井ミカ : 「つまり!あの光を調べれば失踪事件解決に繋がるってわけね!」

[メイン] 岸井ミカ : 何とか軌道修正しようとする岸井ミカ

[メイン] アンバー : 「そっ、そうそう!」
少しあわてた様子で相槌を返す。

[メイン] 天童成美 : 「え?見に行くの?」

[メイン] アンバー : 「ニュースから無理やり後付けで辻褄を合わせた単なる噂だーとか言って、信じない人の方が多いみたいだけどね」
「う〜ん……どうする?」

[メイン] 岸井ミカ : 「そりゃ行くでしょー!こんなの滅多にお目にかかれないし?あーこんなんならユカリ先輩と逸島先輩連れてきたら良かった〜!」

[メイン] 天童成美 : 「ふ~ん……」

[メイン] 天童成美 : 「……いいよ、行こう」

[メイン] アンバー : 「……うん! 確かに、ミカの言う通り……この機を逃したら次はいつになるかわからないし」
「それに失踪事件と絡んでるなら、困ってる人も大勢いるかもしれない!」

[メイン] DL : あなた達がその光を調べるために近づくと、一段と強くキラリと光を放ったかと思うと、一気に視界が真っ白になり、いつの間にか気を失ってしまった。

[メイン] 天童成美 : 「は…はうあっ!」
バタッ

[メイン] アンバー : 「きゃあっ!!?」

[メイン] 岸井ミカ : 「うっ…ぁ……」

[メイン] DL :  

[メイン] DL :  

[メイン] DL : あなた達が目を覚ますと、そこは薄暗く、白を基調とした部屋だ。見渡してみると、3人暮らしのリビングといった家具配置がなされている。

[メイン] 岸井ミカ : 「…………ぁ〜…なに?」
ムクリと身を起こす

[メイン] 天童成美 : 「ふぁあ…おはよ…」
辺りを見渡して

[メイン] アンバー : 「ったたぁ、ここは……じゃないや、みんな平気!?」
声の方を見渡す

[メイン] DL : まるで誰かが住んでいるかのように、テーブルの上に新聞が置かれていたり、庭に洗濯物が干されていたりする。
(新聞の中身や日付は所々滲んでおり読めない。)
しかし、この部屋にあなた達以外の人の気配は感じられない。
見渡してみれば、すぐそばにキッチン、庭、3つの扉が見える。

[メイン] 天童成美 : 「……そうか、私達本物の家族になったんだね…」

[メイン] 岸井ミカ : 「あたしは大丈夫、てか何この部屋…あたし達帰り道の外だったよね?」

[メイン] 天童成美 : 「朝ごはん作るね~」
キッチンに行く

[メイン] 岸井ミカ : 「いや待てや!」
成美の肩を掴んで制止させる

[メイン] アンバー : 「待って待って! どんな夢見てたか知らないけど落ち着いて!?」
逆の肩を掴む

[メイン] 天童成美 : 「え?何…?早く朝食作らないと遅刻しちゃう…」

[メイン] 岸井ミカ : 「いいから落ち着け!」
成美の頭を小突く

[メイン] 天童成美 : 「あだっ」

[メイン] アンバー : 「う、う〜ん……!」
少し考えて

[メイン] アンバー : 「……えっと! 今日はわたしが当番だよ成美! だから新聞でも読んでて!」

[メイン] アンバー : そう言ってテーブルの上の新聞を手に取り、成美に渡す。

[メイン] 岸井ミカ : 「アンバーも現実から目を背けるな!」
アンバーの額にデコピン

[メイン] アンバー : 「あだっ!?」

[メイン] 天童成美 : 「は~い」
新聞でなんか折ってる

[メイン] 岸井ミカ : 「確認!あたしら3人は帰り道の途中怪しげな光を見つけて近付いたらここに居た!家族じゃない!OK?」

[メイン] 天童成美 : 「ミカ…そんな反抗的な子に育ってお母さんは悲しいです…」

[メイン] アンバー : 「(う……ひどいよミカ、この方が落ち着いてもらえるかなって思ったのに……)」
涙目をおさえてこくりと頷く

[メイン] 岸井ミカ : 「……成美、そのキャラ続けるならアルゼンチンバックブリーカーね」

[メイン] 天童成美 : 「え~ちょっと何~?」

[メイン] 岸井ミカ : 「んで、正気に戻ったアンバーくん。この見知らぬ部屋…怪しくない?」
(デコピンごめん、後でスタバ奢るから)

[メイン] 天童成美 : 「これでも武術有識者の私に勝てると思ってんの?」
スッと構える

[メイン] アンバー : (えへへ……なら許したげる!)
「んん〜……変には変だけど、見た感じ普通の家みたいだよ?」

[メイン] 岸井ミカ : 「よし、成美も正気に戻ったね」
(あっぶね〜、向こうカラテやれんじゃん、あたしがアルゼンチンされるとこだったわ)

[メイン] 岸井ミカ : 「まぁ確かに普通の家…三人暮らしするなら多分ちょうどいい広さだけど……」

[メイン] アンバー : 「うん。それこそ、成美が言ったように簡単な朝ごはんくらいならすぐ作れちゃいそう……成美、どう?」

[メイン] 天童成美 : 「そう!良い部屋でしょう?ここには色々と…例えばこの冷蔵庫!」開ける

[メイン] DL : キッチンに目を向けると、冷蔵庫に「おひるごはんはここ!」と、1枚のメモが貼ってある。しかし、中を開けても食材がわずかに入っているだけで、それらしきものは見当たらない。
シンクには子ども用と思われる食器が置かれていた。

[メイン] 天童成美 : 「はい!この通り碌なものがありません!全部昨日食べたんだね!」

[メイン] 天童成美 : 「クソがよ…」

[メイン] アンバー : 「えぇぇ……?」

[メイン] 天童成美 : とりあえず余りもん漁って食う
体に異変とかある?

[メイン] 岸井ミカ : 「ダイエットにはちょうどいいけど……てか食器が全部子供用なんだけど?普通は親のやつもあるでしょ?」

[メイン] DL : 食べても成美の身体に変化は無い。

[メイン] アンバー : 「『おひるごはん』……というか、今ってお昼なの? 私たち確か……」
庭の方に向かって空でも見上げてみるよ!

[メイン] 天童成美 : 「ま~考えても仕方ないでしょ、ホレ」魚肉ソーセージ2人に渡す

[メイン] アンバー : 「わ!あり……勝手に食べて大丈夫なのかなミカ?」

[メイン] 岸井ミカ : 「うーん…あたしはパス、ちょっと食欲湧かない」

[メイン] DL : 庭の方に向かうと、開けられた窓からそよそよと心地の良い風が吹き抜け、カーテンがゆらゆらと揺れている。小さな庭は芝生が敷かれており、干された洗濯物が風になびいている。
外には綺麗な夕陽と、静かな住宅街が見える。
〈観察眼〉を振れますね。

[メイン] 天童成美 : 「大丈夫でしょ、今は私達の部屋だし」

[メイン] アンバー : 「…………えっ、夕陽……?」

[メイン] アンバー : 〈観察眼〉振るね!

[メイン] DL : いいよ

[メイン] アンバー : 2DM<=8 〈観察眼〉 (2DM<=8) > [7, 3] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン] DL : アンバーは庭の外の風景に違和感を覚える。一見、普通の住宅街のように見えるが、何となくぼやけた風景画のような印象を受ける。

[メイン] アンバー : 「ううん……ミカの言う通り、やっぱり何かヘンかも……外の景色もなんだかモヤモヤして見える気がするし……」
戻ってきながら

[メイン] 天童成美 : 「ふ~ん?」
そういや庭に洗濯物あるよね、どんなの?

[メイン] アンバー : 魚肉ソーセージは疲れた時のためにとっておこうかな! と成美に返す。

[メイン] 岸井ミカ : 「モヤモヤ……なに異世界?扉3つもあるし…開けてみる?」
扉に鍵は?

[メイン] DL : 庭の洗濯物は子どもの服。

[メイン] DL : ミカが扉に触れようとしたとき、庭の方からさくさくと芝生を踏む音が聞こえてきた。

[メイン] 天童成美 : 子供の服かあ…着れないけど一応手に入れとくかな

[メイン] 天童成美 : 外に出れる?

[メイン] 岸井ミカ : 「…誰か来た!?」

[メイン] DL : 庭の外に出ようとすると、足を置いた場所が雲のように形を持っていないと分かる。そのまま足を踏み出せば落ちてしまうかもしれない。

[メイン] 天童成美 : 「…床が無い?」

[メイン] アンバー : 「えっ?」

[メイン] 天童成美 : 「ほらここ、床が無いよ多分」
返された魚肉ソーセージを庭に放り投げる

[メイン] アンバー : 「あああ!!?」

[メイン] : 成美が魚肉ソーセージを庭に投げると、リビングの方からポトリと音がする。

[メイン] 天童成美 : 「…いや、あったのか」

[メイン] 岸井ミカ : 「ん?今庭に投げたのがリビングに落ちたよね…」
リビングに落ちたソーセージを拾う

[メイン] : 「おやおや、また新入りさんかい?トロイくんも熱心なことだね」

[メイン] 岸井ミカ : 「のわっ!え、誰!?」
思わず声の方を振り向く!

[メイン] 天童成美 : 「……?」

[メイン] 天童成美 : 「誰?大家さん?」

[メイン] アンバー : 「……っ! 誰!?」
少し警戒した様子で二人を庇うように姿勢を立て直す

[メイン] 赤毛の女性 : 音の方向を見ると、細身の赤毛の女性がいた。

[メイン] アンバー : 「……。あなたは?」

[メイン] 赤毛の女性 : 「あーちょっと待っててね。今そっちに行くから」

[メイン] 赤毛の女性 : そう言うと、庭からリビングの方に移動して、テーブルに座る。

[メイン] 岸井ミカ : 「あー……もしかして家主さん?」

[メイン] アンバー : 「……えっ!? そ、そうとは知らずに失礼なこと……!」
急いで姿勢をただす

[メイン] 赤毛の女性 : 「家主?あはは。そんなんじゃないよ」
「私も君たちと一緒さ」

[メイン] 天童成美 : 「そうか…家族だったんだね…」

[メイン] 赤毛の女性 : 「いや、家族ではないね」
「君たちも空から落ちてきた光を見たらここに来ていたんじゃないのかい?」

[メイン] 岸井ミカ : 「だからあんたは何でも家族言うのやめい!」
「すいません、ウチのバカが…」

[メイン] 天童成美 : 「そういやそんな事もあったような無かったような」

[メイン] アンバー : こくりと頷いて
「……じゃあ、あなたはわたしたちより先に? トロイくんって?」

[メイン] 赤毛の女性 : 「そうだね。私はずいぶんとここにいるよ」
「…あ~、トロイくんっていうのはここにいる小さい子でね。勉強熱心ないい子だよ。でも今は寝てるみたいだから、静かにしてあげなね」

[メイン] 天童成美 : 「は~い」

[メイン] 岸井ミカ : 「……めっちゃはしゃいでなかった?あたし達…」
改めて反省するミカ

[メイン] アンバー : 「ごめんなさい……」
同じように少ししゅんとして

[メイン] 天童成美 : 「でもな~私達ここ初めてで~、施設に何があるとか~、よく知らないから~」

[メイン] 天童成美 : 「案内してよお姉さん、自分たちで動いたら余計な物音立っちゃうし」

[メイン] アンバー : 「あっ、いいアイデア! えっと……お願いできますか?」

[メイン] 赤毛の女性 : 「あいにく私はやることがあるから案内は無理かな」
そう言いながら、執筆道具を取り出して

[メイン] 岸井ミカ : 「あたしらが漁るより知ってる人に案内される方が安心だしね、成美の癖にいい考えじゃん成美の癖に」

[メイン] アンバー : 「こらこら」

[メイン] 岸井ミカ : 「あ〜……タイミング…」

[メイン] 岸井ミカ : 「……ん?何か書いてんスか?」

[メイン] 天童成美 : 「え~?じゃあ見取り図とかない?」
「生憎寝室どこだか分らないし」

[メイン] 赤毛の女性 : 「これかい?絵本だよ」

[メイン] 赤毛の女性 : 「寝室はそこの青い星の飾りがついた扉だよ」

[メイン] アンバー : 「絵本……ってことは、絵本作家の先生なんですか?」

[メイン] 岸井ミカ : 「青い星は寝室…っと」
黄色いリュックに入ってるメモ帳に記録しておく

[メイン] 天童成美 : 「ふ~んあっちが…」

[メイン] 赤毛の女性 : 「そういえば名乗ってなかったね」
「私はエノハラ。ご覧の通りたまに絵本を描いてるよ」

[メイン] DL : 〈事情通〉〈専門知識:(本、絵画関係など)〉を振れますね。

[メイン] アンバー : 事情通!

[メイン] DL : いいよ

[メイン] アンバー : 1DM<=7 〈事情通〉 (1DM<=7) > [10] > -1 > 成功数-1 ファンブル

[メイン] 天童成美 : 裏社会だとどう?

[メイン] DL : 裏社会でもいいかな

[メイン] 天童成美 :

[メイン] 天童成美 : 1DM<=7 〈業界(裏社会)〉 (1DM<=7) > [1] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン] 岸井ミカ : んじゃあたしも事情通で振ってみてもいい?

[メイン] DL : アンバーはファンぶったから頭にギョニソが降ってきてHP-1。

[メイン] DL : いいよ

[メイン] 岸井ミカ : 1DM<=6 〈事情通〉 (1DM<=6) > [5] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] アンバー : 「あたあ!!?」

[メイン] DL : 成美とミカはエノハラという名前を聞いて、例の失踪事件で、有名な絵本作家も行方不明となった…というニュースを思い出す。確か、行方不明になった絵本作家は「榎原」という名前だった気がする。

[メイン] 岸井ミカ : (ん?そういえば絵本作家が謎の失踪ってニュースがあったな…榎原……エノハラ…ん?)

[メイン] 天童成美 : 「あ~行方不明になってた絵本作家さん?こんな所にいたんだ」

[メイン] アンバー : 「うぅぅ……」
脳にギョニソを受けたショックで思い出せないでいる

[メイン] エノハラ : 「おや?私のことを知っていたんだね。それは嬉しいね」
「私としては、ここはなかなかに居心地が良くてねぇ。締切がどうだとかうるさい人間もいないし、子どもは見ていて飽きないし」

[メイン] 天童成美 : 「へ~、でも飽きないの?こんな所いて」

[メイン] 岸井ミカ : 「……あの光で失踪した人はここに来るわけ?じゃあ逆に元の場所に戻るとかできるの?」

[メイン] system : [ アンバー ] HP : 14 → 13

[メイン] エノハラ : 「飽きないどころか執筆の糧になってるよ」
「戻る方法は…私からは”さぁね”としか言えないかな」

[メイン] 岸井ミカ : 「うむむ……そう簡単には帰れないか…」

[メイン] 天童成美 : 「へぇ…変わってんのね」
「私なんて30分以上同じところにじっとなんてしてられないや」

[メイン] アンバー : ……ちょっとわかるかもしれない。わたしもよく小さい子と遊んだりしてるし……でも。
「……つまり、他の人に聞けばわかるかもしれないんですね?」

[メイン] エノハラ : 「ん~…わかる、かは怪しいけど」

[メイン] エノハラ : 「さっきトロイくんの話をしたけど、あと、メリくんっていうぬいぐるみがいてね。ぬいぐるみなのに喋って動くんだよ。すごいよね。でも少し喧嘩っ早いところがあるから扱いには気を付けなよ」

[メイン] 天童成美 : 「ん~じゃあもう一ついい?」
「ここに居たけどいなくなった人っている?」

[メイン] 岸井ミカ : 「うわ、ぬいぐるみまで動くのかよ……あたしら別にヤバいクスリやってないよね?」

[メイン] 天童成美 : 「何言ってんの…ぬいぐるみぐらい動くでしょ」

[メイン] エノハラ : 「…いや」
成美の言葉に対して少し濁すように答える。

[メイン] アンバー : 「ふんふん、ぬいぐるみが……」

[メイン] 天童成美 : 「ふんふん…」

[メイン] 岸井ミカ : 「……ちなみに、この家の外はどうなってる?アンバーが言うに風景がボヤけてるって」

[メイン] アンバー : 「大丈夫だよミカ、わたしたち清純派女子高生だって言ってたでしょ!」
「……あ、うん! わたしも気になる!」

[メイン] エノハラ : 「外には出られないかな」
「さっき金髪の子が何か投げ入れてたけど、同じように飛び込んでみても少し冷静になるだけでまたリビングに戻ってくるよ」

[メイン] 天童成美 : 「冷静になる?そんな効果あるんだあの外」

[メイン] 岸井ミカ : 「つまり実質あたしらはこの中に閉じ込められてる訳ね」

[メイン] アンバー : 「むむむむ……」

[メイン] エノハラ : 「私は出られなくても構わないんだけどね…君たちはそうじゃないみたいだけど」

[メイン] 天童成美 : 「ウン」

[メイン] 岸井ミカ : 「いやまぁ…ねぇ?」
アンバーと成美を交互に見る、好奇心で入ったのはいいが永住するつもりは流石にない

[メイン] アンバー : こくこく。

[メイン] 天童成美 : 「家族になったなら新婚旅行しなきゃね、いつまでもここにとどまるわけにはいかないよ」

[メイン] アンバー : 「友達も心配してるだろうし、向こうでやらなきゃいけないこともたくさんあるから!」

[メイン] アンバー : 「……! 成美……!」

[メイン] 岸井ミカ : 「あたしだって高校生活エンジョイしたいし」

[メイン] 岸井ミカ : 「なに、あんたらデキてんの?」
アンバーと成美を見る

[メイン] 天童成美 : 「何言ってんの皆だよ皆」

[メイン] アンバー : 「うぇっ!!? ……ミカ、念のため言っておくけど変な噂広げないでよね!? その時はミカも道連れだからね!」

[メイン] 岸井ミカ : 「いやあたしノンケだし!こんな噂食いつくバカ居るかっての!」

[メイン] 天童成美 : 「お堅いなあミカは…」

[メイン] アンバー : (のんけ……?)

[メイン] 岸井ミカ : 「とにかく!あたしらはここから出なきゃなんないんで…家の中探しても大丈夫ですか?」
エノハラに問い掛ける

[メイン] エノハラ : 「さっきも言ったけど、私は家主じゃないし構わないよ」
「でも静かにしてあげてね?」

[メイン] エノハラ : 「じゃ、私は執筆に戻るから」
そう言うとテーブルに向かい、作業に集中してしまう。

[メイン] 岸井ミカ : 「はーい言質頂きました〜」

[メイン] アンバー : ぺこり……と榎原さんに頭を下げてから、少し声のトーンを落として。
「……それじゃ、どうする? こっちの青い扉はトロイくん? が寝てるんだっけ……」

[メイン] 天童成美 : 「う~ん寝顔見たい気もするけど後にしよ」
適当に後二つから選ぶ

[メイン] 天童成美 : 残りの扉ってどんなの?

[メイン] DL : 玄関側に白い星の飾りの付いた扉と、青い飾りが付いた扉の隣に黄色い星の飾りが付いた扉がある。

[メイン] 岸井ミカ : 「とりあえず…黄色い扉開けてみる?」

[メイン] 天童成美 : choice[白,黄色] (choice[白,黄色]) > 白

[メイン] 天童成美 : 「いやちょっと白いってみよう、白は誠実そうだ」

[メイン] 岸井ミカ : 「誠実そうだからってなに?じゃあ白にするね」
白い扉のドアノブに手を掛けるよ

[メイン] アンバー : 「何が待ってるかな〜」

[メイン] DL : 白い星の飾りが付いた扉を開けてみると、廊下の先に玄関が見える。靴箱には何足か靴が置いてあるが、玄関に出ているのは小さな靴だけだ。

[メイン] 岸井ミカ : 「……ま〜じで子供用の物しか無いんだね、この家」

[メイン] 天童成美 : 靴箱の靴って私達にサイズあう?

[メイン] アンバー : 「みたいだね〜……そういえば、エノハラさんはご飯とか服とかどうしてるんだろう?」

[メイン] DL : 合わない。小さな子ども用。

[メイン] 天童成美 : 成程

[メイン] 岸井ミカ : 「さっすがにあたしらサイズじゃないよね」

[メイン] アンバー : 「外があんなだし、仮にあっても意味なさそうな気もするけど……」
「う〜、ここだと思いっきり身体を動かせないのは困るね……!」

[メイン] 岸井ミカ : 他に玄関に怪しいもの…は無いかな?

[メイン] DL : 玄関の扉があるくらい。

[メイン] 天童成美 : 「まあでも出るとしたら玄関だろうけど…」
試しに玄関開けてみる

[メイン] DL : 扉を開け、外に出てみると厚い雲の空が見え、ゴウ、と強い風が吹く。大人であろうと吹き飛ばしてしまいそうな風だ。

[メイン] アンバー : 「わわわ!!?」

[メイン] 天童成美 : 「やややっ!?」

[メイン] 岸井ミカ : 「ちょっ…!?」

[メイン] 天童成美 : 閉める

[メイン] 天童成美 : 「…とりあえずまずはパラシュート探そう」

[メイン] アンバー : 「この風だとダメになっちゃうよ……それならゴーグルとグライダーかな?」

[メイン] 岸井ミカ : 「いやスカイダイビングはマジ勘弁…」
じゃあ、黄色の扉を調べるよ

[メイン] DL : 黄色い星の飾りが付いた扉を開いてみると、暗い空間に二つのベッドが置かれた寝室だった。
しかし、その部屋の大半はもやもやと黒い雲のような、宇宙の一部のような…そんな不確かな様相を呈している。
部屋に入ると、外で雨が降っているような音が聞こえてくるが、窓があると思われる壁は黒いもやに包まれており、外の様子は分からない。

[メイン] 岸井ミカ : 「……………へ?」

[メイン] 天童成美 : 「おお…」

[メイン] アンバー : 「わぁぁ……!!」

[メイン] 天童成美 : 「成程災害の中にぽつんと立ってるんだこの家」
布団に寝転がる、ついでに調べる

[メイン] DL : 布団に寝転がって調べても、特に何も見つからない。

[メイン] アンバー : 「ううん、そうなのかな……?」
「……というより、ここも寝室……に、ベッドが二つ……?」

[メイン] 岸井ミカ : 「うへぇ……こんな部屋どういうセンスしてんのよ…」
成美とは違うベッドに腰掛ける

[メイン] 天童成美 : とりあえずベッドから外見る

[メイン] アンバー : う〜ん……じゃあ、わたしは部屋全体を軽く探してみようかな

[メイン] DL : 外の様子は黒いもやに覆われているためわからない。

[メイン] 天童成美 : むう…

[メイン] DL : 部屋全体を調べても特に何も見つからない。

[メイン] 岸井ミカ : 調査を振って部屋の中調べらんない?

[メイン] DL : 技能を使っても何も。

[メイン] アンバー : 「ダメだー! ベッドくらいしか見当たらないや……」
「……ここ、トロイくんのお父さんやお母さんの寝室だったりするのかなぁ」

[メイン] 岸井ミカ : 「ならトロイって子の部屋に入ってみる?静かにしなきゃまずそうだけど…」

[メイン] アンバー : 「大丈夫! ね、成美!」

[メイン] 天童成美 : 「んじゃいきましょ」

[メイン] 岸井ミカ : 3人で青い扉に向かうよ

[メイン] DL : 青い星の飾りが付いた部屋に入ってみると、そこは子供部屋のようだ。白い壁には星のガーランドが飾られ、小さなベッドと勉強机がある。
何より目を引くのは、ベッドや机だけでなく部屋のいたる所に置かれたたくさんのぬいぐるみだ。ざっと見ただけでも大きいものから小さいものまで、多種多様なぬいぐるみが30個はあるだろうか。

[メイン] DL : 〈*調査〉または〈観察眼〉と〈★霊感〉を振れますね。

[メイン] 天童成美 : じゃあ観察眼と霊感

[メイン] 岸井ミカ : よし、あたしは調査を振るよ

[メイン] DL : 成美は振るならどっちか1つにしてくれ

[メイン] アンバー : とりあえずわたしは観察眼!

[メイン] 天童成美 : ああそういう事…観察眼と霊感のダブル判定必要なのかと思った

[メイン] 天童成美 : じゃあ霊感で

[メイン] DL : それぞれ振っていいよ

[メイン] 岸井ミカ : 1DM<=6 〈*調査〉 (1DM<=6) > [8] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] 天童成美 : 1DM<=7 〈★霊感〉 (1DM<=7) > [8] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] アンバー : 2DM<=8 〈観察眼〉 (2DM<=8) > [1, 10] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] 天童成美 : ダイスイカレてんだろ

[メイン] DL : アンバーが部屋のぬいぐるみをよく見てみると、そのほとんどが口を縫われている。
また、ベッドには誰かが寝ているようで、小さなふくらみが、ゆったりと上下している。

[メイン] アンバー : 「(……ミカ、成美、見て。口が塞がれてるみたい……この中に『メリくん』はいないのかな?)」

[メイン] アンバー : 言いながらベッドの膨らみに気づいて近付いてみるよ!

[メイン] 天童成美 : 「あれ?トロイ君起きてる?」
トロイ君のベット見る

[メイン] DL : アンバーがベッドに近付こうとすると、何かがアンバーの前に歩いて来て止まった。

[メイン] ぬいぐるみ : 何かと見てみれば、星の形の頭が特徴的な大きさ30cmほどのぬいぐるみだった。

[メイン] DL : それはあなた達の前に立ちはだかる。これ以上近付くなとでも言いたそうな雰囲気だ。

[メイン] 岸井ミカ : 「え……ガチでぬいぐるみ動いた!?」

[メイン] アンバー : 「!」

[メイン] 天童成美 : 「おっ」ぬいぐるみ見る

[メイン] アンバー : 「(わ……わたしたち、怪しいものじゃないです! )」
「(……あなたが『メリくん』でしょ?)」

[メイン] DL : 〈危機察知〉または〈観察眼〉を振れますね。

[メイン] ぬいぐるみ : アンバーが話しかけても無視している。

[メイン] 天童成美 : 危機察知してみよ

[メイン] DL : いいよ

[メイン] 天童成美 : 1DM<=5 〈危機察知〉 (1DM<=5) > [3] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] DL : そのぬいぐるみは、自分達に敵意を持っているような気がする。これ以上近付けば、攻撃されるかもしれない。

[メイン] 天童成美 : 「う~ん確かに敵対してるってほんとみたい」

[メイン] DL : ではここで…

[メイン] DL : 共鳴判定!

[メイン] アンバー :

[メイン] 天童成美 :

[メイン] DL : 共鳴感情:嫉妬(情念) 強度7/上昇1

[メイン] 天童成美 : 一致無し!

[メイン] 天童成美 : 3DM<=7 〈∞共鳴〉 (3DM<=7) > [8, 9, 3] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] アンバー : 表が喜び(情念)だからルーツ一致かな!

[メイン] DL : いえす

[メイン] 天童成美 : 成功!

[メイン] アンバー : (1+1)DM<= 共鳴判定(ルーツ属性一致)

[メイン] 岸井ミカ : 1DM<= 〈∞共鳴〉

[メイン] アンバー : 🌈

[メイン] system : [ 天童成美 ] 共鳴 : 3 → 4

[メイン] 岸井ミカ : ✨\c( ॑꒳ ॑ \🌈c) (っ🌈/ ॑꒳ ॑ )っ/✨

[メイン] DL : 難易度入れてないな…

[メイン] 天童成美 : 🌈

[メイン] アンバー : ほんとだ!

[メイン] DL : 強度のところが難易度となる。

[メイン] 岸井ミカ : 1DM<=7 〈∞共鳴〉 (1DM<=7) > [6] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] アンバー : (1+1)DM<=7 共鳴判定(ルーツ属性一致) (2DM<=7) > [4, 2] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン] 岸井ミカ : YES♪

[メイン] DL : 全員成功したから…
そのぬいぐるみからこれ以上ベッドの方には近づくなといった強い嫉妬心を感じる。

[メイン] system : [ アンバー ] 共鳴 : 1 → 2

[メイン] 岸井ミカ : 「うわ……これ変に近付くとキレて襲ってきそう…」

[雑談] system : [ 岸井ミカ ] 共鳴 : 1 → 2

[メイン] 天童成美 : 「う~んでも」

[メイン] 天童成美 : 「他にすることないし…」

[メイン] アンバー : 「ううん……でも、エノハラさんも喧嘩っ早いから気をつけてって言ってたし……」

[メイン] 岸井ミカ : 「下手したらあたしら三人絞められそうだけど…」

[メイン] アンバー : 「……うん? というか……確かエノハラさんの話だと……『ぬいぐるみなのに喋って動くんだよ』って言ってなかった?」

[メイン] アンバー : 「……お願い! わたしたち、ここから元の場所に戻りたいだけなの!」

[メイン] ぬいぐるみ : あなた達がその場から動かないのを見て、ぬいぐるみがゆっくりとその両腕を挙げる。

[メイン] DL : 戦闘だァ~!!!

[メイン] 岸井ミカ : はいぃ!?

[メイン] アンバー : 「……っ!?」

[メイン] 天童成美 :

[メイン] 岸井ミカ : 「え、ちょ…待ってよ…お話しようとしただけじゃん、おほほ……」
分かりやすいようにビビる岸井ミカ(彼氏募集中)!

[メイン] 天童成美 : 「あ~…」

[メイン] 天童成美 : 「まあいいか」

[メイン] アンバー : 「よくないよ! 撤退、撤退っ!」

[メイン] DL : ではアンバーから行動宣言どうぞ。

[メイン] アンバー : え〜と……戦うのは厳しそうだから、逃走に回したいけど……
それよりも他二人が体力的に心配だし、何かできないかな?

[メイン] DL : ぬいぐるみの行動を見てから動いても良いよ

[メイン] 天童成美 :

[メイン] アンバー : ……! そうだね、そうしよう!
スピードは無駄になっちゃうけど、致し方なし!

[メイン] DL : じゃあぬいぐるみの番。

[メイン] ぬいぐるみ : 2DM<=5 〈はたく〉 (2DM<=5) > [7, 4] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] ぬいぐるみ : choice アンバー ミカ 成美 (choice アンバー ミカ 成美) > 成美

[メイン] ぬいぐるみ : 1D2+1 ダメージ (1D2+1) > 1[1]+1 > 2

[メイン] 天童成美 :

[メイン] ぬいぐるみ : 大きく手を挙げたぬいぐるみはそれを成美へと振りかざす。

[メイン] 天童成美 : 回避すると攻撃できなくなる?

[メイン] DL : 回避は1ラウンドに1回可能。
そのあと攻撃も可能。

[メイン] 天童成美 : 武術で回避!

[メイン] DL : いいよ

[メイン] 天童成美 : 2DM<=4 〈武術(天童流)〉 (2DM<=4) > [4, 2] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン] 天童成美 : ダブル成功!

[メイン] DL : 武術を習っている成美はぬいぐるみの攻撃を華麗に避ける。

[メイン] 天童成美 : 「おっと!」

[メイン] ぬいぐるみ : ジロッと成美を睨んで行動終了。

[メイン] DL : 次は2組、アンバーが何かしてもいい。

[メイン] 天童成美 : では奥義使わせてもらう!
天童流奥義のΩ百式砲を!

[メイン] DL : いいよ

[メイン] 天童成美 : 1DM<=7 〈★奥義(Ω百式砲)〉 (1DM<=7) > [7] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] 天童成美 : レレレレッツゴー

[メイン] 天童成美 : 「天童流奥義!」

[メイン] 天童成美 : 「Ω…百式砲!」
ズドオオオオオオオ!!

[メイン] 天童成美 : 1d3+6 ダメージ (1D3+6) > 2[2]+6 > 8

[メイン] ぬいぐるみ : その場に立ち、避けずに攻撃を受ける。

[メイン] ぬいぐるみ : 変わらず睨みつけている。

[メイン] 天童成美 : 「!?」
「直撃したはず…倒れない!?」

[メイン] 岸井ミカ : 「うわ……ぬいぐるみだけど目がマジじゃん…」

[メイン] DL : 次はミカかアンバー。

[メイン] アンバー : ううん……まともに相手すると泥沼だし……!

[メイン] アンバー : ……とはいえ、ベッドを守ろうとするこの二人を対面させたまま置いて逃げるのも……うん?
……もしかして、トロイくんにお願いすれば攻撃するのを止めてくれないかな?

[メイン] DL : わかった
ベッドに向かうなら〈スピード〉判定に成功で上手くぬいぐるみの横をかいくぐれることにする。

[メイン] アンバー : わかったよ!〈スピード〉だね!

[メイン] アンバー : 2DM<=6 〈スピード〉 (2DM<=6) > [5, 4] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン] DL : 成功したからベッドに向かえますね。

[メイン] アンバー : 良し!

[メイン] アンバー : 「お願い、目を覚まして! あのぬいぐるみに攻撃をやめるよう言ってほしいの!」
そのままベッドのふくらみをめくってみるね!

[メイン] ぬいぐるみ : 反応に遅れ、アンバーの方を向くも

[メイン] 白い髪の子ども : 「ふあ……んん…?」
ゆっくりと目を覚まして

[メイン] 白い髪の子ども : 「あれ、あたらしいお友だち?えへへ、来てくれたんだ。うれしいなぁ」

[メイン] アンバー : 「!」

[メイン] 白い髪の子ども : ベッドからもぞもぞと起きたのは、白い髪の子どもだった。アンバーを見ると、嬉しそうにふわりと笑った。

[メイン] アンバー : 「うん! あなたが『トロイくん』? エノハラさんから聞いてるよ!」
「──じゃなかった、それより……!」

[メイン] アンバー : ぬいぐるみの方を顧みる。

[メイン] ぬいぐるみ : 白い髪の子どもが起きたのを見て、その場から子どもの方へと駆け寄る。

[メイン] 岸井ミカ : 「あ、これ助かった感じ?」

[メイン] 白い髪の子ども : 「うん。僕はトロイだけど───」

[メイン] 白い髪の子ども : 「って、わわ!?メリ、どうしたの!?」

[メイン] ぬいぐるみ : 両手をばたつかせて、子どもに何かを説明している。

[メイン] 白い髪の子ども : 「…ふんふん。僕が寝てるときに勝手に入ってきて、それで守ろうと」

[メイン] アンバー : 「う……ごめんなさい、寝てるところを邪魔しちゃって……」
申し訳なさそうに二人(?)に頭を下げる。

[メイン] 岸井ミカ : 「あ…あたしら別にドロボーとかそんなんじゃないの!信じてー!」

[メイン] アンバー : こくこく! とミカの力説に同調する。

[メイン] 天童成美 : 「何?もう終わり?」

[メイン] アンバー : 「ほら! 成美も謝って!」
手で頭の後ろを押さえる。

[メイン] 天童成美 : 「ちょっ…!」

[メイン] 岸井ミカ : 「成美!はよ謝んの!この…」

[メイン] 天童成美 : 「な…なにさ…!」
「そもそもこっちが被害者なんだから!」

[メイン] アンバー : 「いい子にしてたらミカがケーキ奢ってくれるって言ってたよ!」

[メイン] 天童成美 : 「……ホール?」

[メイン] 岸井ミカ : 「ちょいちょいちょい!なにこの流れであたしがケーキ奢る流れになってんの!?」

[メイン] アンバー : 「……ホール!」

[メイン] 天童成美 : 「しょうがないなあ…すいませ~ん」

[メイン] 岸井ミカ : 「しかもホール……っ」

[メイン] トロイ : あなた達の顔を見ながら笑顔になり
「うん。わかってるよ。きっとメリの勘違いだね」

[メイン] 岸井ミカ : (アンバー、あんたあとで心霊スポット引きずり回してやる……)

[メイン] トロイ : 「こっちの方こそごめんなさい」
「ほら、お姉ちゃんたちが謝ったんだし、メリも謝らないとダメだよ」

[メイン] アンバー : (ひっ、ひぇぇ!!?)

[メイン] メリ : “メリ”と呼ばれたぬいぐるみは渋々と頭を下げる。

[メイン] トロイ : 「これで仲直りだね!」

[メイン] 岸井ミカ : 「お……お、お…わかりゃいいのよわかりゃ…」
緊張が解けて足の力が抜けて座り込む

[メイン] アンバー : 「うんっ! ありがとね、トロイくん!」
笑顔を返しながら

[メイン] 天童成美 : 「…そういや」

[メイン] 天童成美 : 「トロイって何でこんな時間から寝てるの?夜型?」

[メイン] トロイ : 「えっとね、えっとね…」
成美の問いに答えようとして

[メイン] トロイ : 「いっぱいお話ししたいけど、その前にお顔洗ってくるね」

[メイン] トロイ : そう言うと、トロイは、メリと一緒に部屋を出ていく。

[メイン] アンバー : 「わ……急に起こしちゃったもんね、いってらっしゃい!」

[メイン] DL : あっ、忘れてた
共鳴判定!

[メイン] 天童成美 :

[メイン] アンバー :

[メイン] DL : 共鳴感情:友情(関係) 強度3/上昇1

[メイン] 天童成美 : 4DM<=3 〈∞共鳴〉 (4DM<=3) > [9, 10, 3, 5] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] 岸井ミカ : お、あたし一致してるじゃん

[メイン] 岸井ミカ : (2+1)DM<=3 共鳴判定(ルーツ属性一致) (3DM<=3) > [9, 8, 5] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] アンバー : 2DM<=3 〈∞共鳴〉 (2DM<=3) > [10, 3] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] 岸井ミカ : 一致とは

[メイン] DL : なにも

[メイン] 天童成美 : もにな

[メイン] アンバー : ゾッ!?!!?!!?

[メイン] 天童成美 : 3でも一致じゃないのか…

[メイン] アンバー : ……ファンブル出てるからね!

[メイン] 岸井ミカ : なに、戦闘あったから不信感てきな?

[メイン] 天童成美 : おお

[メイン] 天童成美 : ちょっと今の内に他のぬいぐるみ見てみる

[メイン] 天童成美 : 「これ他の子も喋ってる?」

[メイン] アンバー : 「う〜ん……『メリくん』の声はトロイくんには聞こえてたみたいだけど」

[メイン] 天童成美 : 「あ~うんうん…」

[メイン] アンバー : 「……!? なにか言ってるの!?」

[メイン] 天童成美 : 「あんまり余裕無いかも、鬼の居ぬ間に部屋調べよ」

[メイン] 天童成美 : というわけで部屋調べたい

[メイン] 岸井ミカ : 「え…そんなにヤバめ?」

[メイン] 天童成美 : え~っと部屋の情報はあったか…勉強机を

[メイン] DL : 部屋を調べようとすると、トロイがさっぱりした顔で戻ってくる。

[メイン] アンバー : 「あ! おかえり!」

[メイン] トロイ : 「ただいま~!」

[メイン] 天童成美 : 「おかえり~」

[メイン] 岸井ミカ : 「あ、おかえり〜」(変な動きしない方がいいかな)

[メイン] メリ : トロイの傍に立っている、

[メイン] トロイ : 「お姉ちゃんたち、遊びに来てくれたんだよね?なにして遊ぼっか」
「…折り紙と、ぬりえと……あ、お勉強でもいいよ。僕、お勉強も好きだから」

[メイン] 天童成美 : 「へ~勉強?じゃあ何知ってるか教えてくれる?」

[メイン] トロイ : 「うん!エノハラさんって知ってる?エノハラさんがね、僕に色々教えてくれるんだ」

[メイン] トロイ : そんなことを言いながら、トロイは机に座って折り紙やぬりえ帳、色鉛筆などを準備している。

[メイン] メリ : その横で、メリがぽてぽてと歩き、机の上に座った。

[メイン] 岸井ミカ : 「遊ぶったって…塗り絵も折り紙もこの歳じゃなぁ……」

[メイン] アンバー : …………ううん。人を起こしておいていきなり帰り方を聞きにきた、なんて言うのもよくないよね。
「えっへへ、任せて! わたしもよく上手だって言われたよ!」

[メイン] アンバー : 「……それで、いいのかな〜? そっちのお姉ちゃんは?」
「うまくできなくて恥ずかしくても大丈夫! わたしとトロイくんが教えてあげるから!」

[メイン] 岸井ミカ : 「う…………わ、わかりました〜!折り紙おります!」
根負け、久しぶりに折り紙を折ることにする

[メイン] 岸井ミカ : 「ほら成美、あんたも!」(こうなりゃ3人でガキンチョの接待してやるわ〜!)

[メイン] 天童成美 : 「あれ?結局折り紙するの?」

[メイン] アンバー : 「えへへ、ありがと〜!」

[メイン] トロイ : 「折り紙!やった~!」
あなた達の言葉に笑顔を見せて折り紙をそれぞれに手渡す。

[メイン] 天童成美 : 「じゃあ手裏剣でも作ろうかな~、ハサミある?」

[メイン] 岸井ミカ : 「んじゃあたしは飛行機、こうなったら凄く飛ぶ飛行機作ってやる」

[メイン] トロイ : 「うん!」
はいっ!とハサミを成美に手渡して

[メイン] アンバー : 「ウサギにしようかな! 可愛いの折っちゃうよ〜!」

[メイン] 天童成美 : 「ありがと~!てか机で皆で折るのは難しそうね…」

[メイン] 天童成美 : 「じゃあ私近くで折ってるわ」

[メイン] アンバー : 「え〜、そんなに気にしなくていいのに!」
「あ……そういえばトロイくん、ここにずっと住んでるの?」

[メイン] アンバー : せっせと折り目を合わせながら、ちら……とトロイくんの目を見る。

[メイン] トロイ : 「うん!ここは僕のお家だから」
「パパとママがいない時は、外に出ちゃダメって言われてるの」

[メイン] 岸井ミカ : 「ふぅん……パパとママは何をしてるの?」

[メイン] トロイ : 「一緒にお出かけしてるんだ。待ってれば帰ってくるよ」

[メイン] トロイ : 話しながら、星の形に折り紙を折っていく。

[メイン] 岸井ミカ : 「…………子供置いてお出かけするか?普通」
せっせと折り紙を折りながらアンバーと成美に問い掛ける

[メイン] 天童成美 : 折角だから細工で折り紙判定士よ

[メイン] DL : いいよ

[メイン] アンバー : 「へぇ〜、すごい! 上手だね!」

[メイン] 天童成美 : 1DM<=2 〈*細工〉 (1DM<=2) > [6] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] 天童成美 : 「ホイできた!」
ゴミが出来た

[メイン] 岸井ミカ : ついでにあたしも

[メイン] 岸井ミカ : 1DM<=6 〈*細工〉 (1DM<=6) > [7] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] 岸井ミカ : 「やばっ!しくった!なんか悔しい〜」
折り紙は紙飛行機(飛ばない)になった

[メイン] トロイ : 「えへ、ありがとう~!」

[メイン] アンバー : 「どうかなぁ、お留守番なんかはわたしも小さい頃よくやってたけど……」

[メイン] アンバー : 1DM<=3 〈*細工〉 (1DM<=3) > [9] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] アンバー : 「……っくしゅん!?」
手元からびり、という小さい音。

[メイン] 岸井ミカ : 「ふぅん……まぁ留守番なら…てかこの家、外出られたっけ?」
出来た飛行機(失敗)を飛ばすも墜落

[メイン] トロイ : 「…あっ」
アンバーの手元の折り紙を見て

[メイン] アンバー : 「あぁぁぁ〜……! わたしの……わたしのウサギ伯爵が……!」

[メイン] 岸井ミカ : 「あちゃー、アンバーさんやっちゃいましたね〜」
棚上げJK岸井ミカ

[メイン] 天童成美 : 「何やってんのも~」

[メイン] トロイ : 「ま、まだ折り紙はあるから…」
そう言いながら新しい折り紙を渡そうとする。

[メイン] 岸井ミカ : 「んと……トロイくん、パパとママは何処に行くって言ってたかな?」
2枚目を受け取りながら質問

[メイン] アンバー : 「っとと……大丈夫! 代わりにテープを頂戴!」
「このウサギ伯爵は歴戦のウサギ伯爵だから、傷も勲章なの!」

[メイン] トロイ : 「僕もどこに行くの?って聞いたけど、秘密っていって教えてくれなかったんだ」

[メイン] トロイ : 「…くんしょうってなに?」

[メイン] 岸井ミカ : 「ふぅん……」
(アンバー、成美…どう思う?)

[メイン] 岸井ミカ : 1DM<=6 〈*細工〉 (1DM<=6) > [1] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン] DL : ダブル成功だからよく飛ぶ飛行機が完成した。

[メイン] アンバー : 「う〜ん……がんばった証とか、メダルみたいなものかな?」
星のマスキングテープを借りて、楽しそうにぺたぺたと補強する。

[メイン] 岸井ミカ : 「よし!今度こそ行けたっしょ!名前は…」
色鉛筆を持つと羽に「トワイライト号」と名前を付ける

[メイン] トロイ : 「ふんふん…!」
アンバーの話を興味深そうに聞いている。

[メイン] アンバー : (そうだね……トロイくんはまだ小さいから、これ以上聞くのも難しいのかも……)
ちら、とメリくんの方を確認して

[メイン] メリ : 机の上に座ったまま、トロイの方を見ている。

[メイン] 岸井ミカ : (……ぬいぐるみに聞いてみる?)

[メイン] アンバー : 「おお〜! ミカの隠された天賦の才だね!」
ぱちぱちと拍手して

[メイン] トロイ : 「わああ!カッコイイ飛行機~!」
ミカが作った紙飛行機を見ながら

[メイン] アンバー : (ん〜……)

[メイン] 岸井ミカ : (成美、あんたどう?)

[メイン] 天童成美 : 「ふぅん、だけど私に比べたらまだまだね…」
紙屑持って誇らしそうにしてる

[メイン] 天童成美 : (う~ん…)

[メイン] 天童成美 : (全員で話すのはマズイわ、とりあえず遠くで見てる人が必要)

[メイン] 岸井ミカ : (へ?)

[メイン] 天童成美 : (そしてその役は私がやる、一応メリとは敵対同士だし)

[メイン] アンバー : (……!)

[メイン] 天童成美 : というわけで唐突に後方彼氏面になる

[メイン] 岸井ミカ : 「……メリ…だっけ?トロイくんのパパとママが何処に行ったかわかるかな?」
と、ぬいぐるみのメリに質問するよ

[メイン] メリ : ミカの方をジロッと睨むだけで、何も話そうとはしない。

[メイン] 岸井ミカ : (う〜……あたし嫌われてんのかな)

[メイン] アンバー : 「トロイくん、メリくんってわたしたちにまだ怒ってるのかな……?」

[メイン] トロイ : 「そんなことはないと思うけど…」
「でも、新しいお友だちが来るたびにケンカするんだ。僕はダメって言ってるんだよ」

[メイン] トロイ : 「だから今はちょっとだけ機嫌が悪いかもしれないね」

[メイン] 岸井ミカ : 「……どちらにせよ参ったなぁ」
メリの機嫌が良くなるまでは立ち往生と思うと溜め息

[メイン] アンバー : 「ううん、そっか……」
「……新しいお友達? そうだ、そういえば……その『お友達』ってのはどこにいるの? あんたたちとエノハラさん以外にもここにいるんだよね?」

[メイン] トロイ : 「えっとね………あれ?」
「おねえちゃんたち以外のお友達、たしかにいたはずなんだけど……どこに行ったんだろう?」
キョトンとした顔で周囲を見回しながら

[メイン] アンバー : 「……?」

[メイン] 岸井ミカ : 「ん……?」

[メイン] 岸井ミカ : 「……トロイくん、あの沢山あるぬいぐるみはいつからこの部屋にあるのかな?」

[メイン] 天童成美 : 「ふ~ん随分と忘れっぽいね、所でなんでこの部屋ぬいぐるみ多いの?」
遠くから声を投げる

[メイン] トロイ : 「ぬいぐるみはね。気がついたら増えてたんだ」
「僕へのプレゼントなのかな?嬉しいなぁ」

[メイン] 岸井ミカ : (…………やば、あたし気付いたかも)
「ふ……ふ〜ん、そうなんだ〜」
顔が青くなる

[メイン] アンバー : 「…………。」
それに……じゃあ、どうしてエノハラさんは……あんなこと言ったんだろう?
『私はずいぶんとここにいるよ』だなんて──

[メイン] トロイ : 折り紙に飽きたのか、トロイは2冊の絵本を見せてくる。

[メイン] 岸井ミカ : 「……やっぱエノハラさんを問いただすしかない?」

[メイン] トロイ : 「これね、僕の好きな絵本なんだ。ねぇ、読んで読んで」

[メイン] 岸井ミカ : 「え、いいけど…」
一冊手に取って絵本を開く

[メイン] アンバー : 「……! っと、はいはい! ミカとアンバーの絵本会の始まり始まり〜!」
もう片方を手に取って開くね!

[メイン] 天童成美 : ギリギリ見れるぐらいの位置で遠くから見てる

[メイン] 「友だちのてがみ」 : 小さないえの中で、おとこの子が手がみをかいていました。

「だれにかいてるの?」

となりにいる友だちが、おとこの子にききました。

「ぼくの大すきなぬいぐるみだよ。いつもありがとう、ってかいておくるんだ」

それをきいて、お友だちはふしぎそうな顔をしました。

「ぬいぐるみに手がみをおくるの?ぬいぐるみは手がみをよめないよ」

おとこの子は、少しかなしい気持ちになりましたが、それでも手がみをかいて、大すきなぬいぐるみの前において、ねむりました。

つぎの日、おとこの子が目をさますと、つくえの上に手がみがおいてありました。

「おてがみ ありがとう これからも たくさん おはなししようね」

おとこの子は、ぬいぐるみがおへんじをくれて、とてもうれしくなりました。

それから、おとこの子は大きくなっても、ぬいぐるみといっしょにねむっています。
いっしょにねむると、ゆめにぬいぐるみがやってきて、たくさんおはなしできるからです。

おとこの子は、大すきなぬいぐるみと、ずっとしあわせにくらしました。

おしまい

[メイン] トロイ : ミカの読み聞かせを聞きながら
「僕もね、メリにお手紙を書いたんだよ。ね、メリ」

[メイン] メリ : トロイがそう言うと、メリは自慢げに胸を張って見せた。

[メイン] メリ :

[メイン] トロイ : 「そしたらメリがね、ずっと一緒にいるよってお返事くれたんだ。えへ…またお手紙書くからね」

[メイン] DL : トロイとメリは嬉しそうに笑い合っている。

[メイン] 「21月の彗星」 : 長く尾を引く光、はるか先のまたたき
   僕の目の前で輝く星たち

   君が見つけてくれたから
   わたしはひとつ、またたく
     そのまま遠くへと

      忘れない
    君を見つけたこと

      忘れないで
    わたしがいたこと

  今は遠く遠く、離れたけれど
    気持ちがそばにあれば
    前を向けるのだから

    いつか、この身も心も
    あなたの隣へと届くのだ

    遠い遠い、銀河の一粒へ

[メイン] DL : アンバーが手に取った本は、美しい水彩の絵が添えられている。詩に挿絵を添えた作品で、子ども用の絵本というわけではなさそうだ。

[メイン] トロイ : 「僕ね、この絵が大好きなんだ。彗星、僕もいつか見れるかなぁ」
トロイはじっとその本の挿絵を見つめている。

[メイン] トロイ : 「21月って、ほんとのカレンダーには無いのにね。でも、この本が好きだから、僕のカレンダーにも入れたんだよ」

[メイン] DL : トロイが見せてくれたカレンダーには21月と大きく書かれており、1週間が太・水・金・地・火・木・土・天・海・冥の10曜日でできている。21月は地曜日から始まったようだ。

[メイン] トロイ : 「冥王星って、惑星の仲間から外されちゃったんでしょ?でも、かわいそうだから僕は仲間に入れてあげたんだ。今日は7日、冥曜日だよ」
そう言うと、トロイは7日のところを指さして笑った。

[メイン] DL : 〈観察眼〉振れますね。

[メイン] アンバー : 「へぇ〜! これ、トロイくんが考えたの?」

[メイン] アンバー : 観察!

[メイン] 天童成美 : 観察眼は…あったわ一応

[メイン] 天童成美 : 1DM<=5 〈観察眼〉 (1DM<=5) > [8] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] DL : いいよ

[メイン] アンバー : 2DM<=8 〈観察眼〉 (2DM<=8) > [2, 2] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン] 天童成美 : おしり

[メイン] 天童成美 : つよい

[メイン] アンバー : ふふん!偵察騎士ですから!

[メイン] DL : どちらの本も裏表紙にエノハラの名前が書いてある。どうやらエノハラが書いた本のようだ。出版されたのは数年前らしい。

[メイン] トロイ : 「うん!僕が考えたんだよ!」
「エノハラさんもセンスがいいねって褒めてくれたんだ~!」

[メイン] 岸井ミカ : 頼りになる〜♪

[メイン] 天童成美 : 流石だ…!

[メイン] 岸井ミカ : 「ふぅん…割とファンタジー、あたし結構好きかも、こういう本♪」

[メイン] トロイ : 僕といっしょだ~!とミカの言葉にニコニコと笑いながら

[メイン] 岸井ミカ : (う〜ん、あたしが読んだ絵本の内容、モデルはトロイくんなのかな?)

[メイン] 岸井ミカ : 「にしても彗星か〜あたしも見たこと無いんだよね〜……アンバーと成美は?」

[メイン] アンバー : (みたいだね……)

[メイン] 天童成美 : 「水星なら何回か見たことあるよ」

[メイン] アンバー : 「わたしもないな〜……というか同い年でしょミカ」

[メイン] 岸井ミカ : 「いやいやタメだからって普段から同じ空見てる訳じゃ無いんだから……って成美?それは彗星?水星?」

[メイン] 天童成美 : 「こないだも見かけたよ、パア~って広がってた」

[メイン] アンバー : (パア〜って?)

[メイン] 岸井ミカ : 「……いやまじあんた何もんよ成美」

[メイン] 天童成美 : 「何って…ただの女子高生だよ?」

[メイン] トロイ : 「お姉ちゃんは見たことあるんだぁ…いいなぁ」
成美の言葉を聞きながら、羨ましそうにしている。

[メイン] 岸井ミカ : 「いや無理でしょ手からビーム撃つわカブトムシ食うわホームレスにパンツ渡すわ」

[メイン] 天童成美 : 「手からビームぐらいは鍛えれば出せるようになるよ?」

[メイン] アンバー : 「あはは……改めて聞くと確かにすごい経歴だね?」

[メイン] 岸井ミカ : 「あ〜……そういえばあたしら夜中に帰ってる途中だったわ、なんか雰囲気穏やかだからうたた寝しちゃいそうだよ」
両手を上げて背伸びしながら欠伸

[メイン] アンバー : 「そういえばトロイくん、星とか宇宙が好きなの?」
「星の飾り付けもあって……折り紙でも星を折ってたし、惑星なんかにも詳しいし!」

[メイン] トロイ : 「うん!僕ね、星が好きなんだ。パパとママが星の本をくれたんだ。毎日見てるよ」
アンバーの言葉に嬉しそうに机の引き出しから星の図鑑を取り出して見せてくれる。

[メイン] 岸井ミカ : 「うわ、すご……大人になったら宇宙学者?になれんじゃない?」

[メイン] アンバー : 「へぇ〜! 見せて見せて!」

[メイン] DL : 星や惑星、宇宙についての図鑑だ。幼いトロイには少し難しそうな内容に見える。

[メイン] トロイ : 「僕、星が大好きだから、その宇宙学者?ってやつになれたらいいなぁ」

[メイン] 岸井ミカ : 「ガチの図鑑じゃん……寧ろあたしら向けの本じゃない?」
暇潰しがてら図鑑を眺める

[メイン] DL :  

[メイン] DL : 折り紙を折ったり、本を読みながらしばらくすると

[メイン] トロイ : 「もっともっと遊ぼうよ。次は…そうだなぁ…」
トロイはそう言いながら、机の引き出しを漁っている。

[メイン] トロイ : 「あ、そうだ!この写真はね、僕のパパが撮ってくれた星の写真でね…」
机からアルバムを引っ張り出すと、瞳を輝かせながら写真を見つめている。

[メイン] トロイ : 「…僕ね、ふしぎなんだ。この写真を撮ってくれたパパのことが大好きだし、メリを作ってくれたママのことも大好きだよ」
「でもね…思い出そうとすると、頭がふわふわして思い出せないんだ。どうしてだろうね」

[メイン] トロイ : 「顔も…あんまり覚えてないなんて、変だよね…」

[メイン] DL : トロイは少し寂しそうにしている。

[メイン] メリ : すると、メリがトロイのそばに寄ってきて顔を見上げた。

[メイン] トロイ : そばに来たメリに視線を向けたあと
「……、でも、やっぱり僕は思い出したいよ。だって、僕のパパとママだもん」

[メイン] トロイ : 「…写真とか…ないかなぁ。お姉ちゃんたち、一緒に探してくれない?僕はこのお部屋を探してみるから」

[メイン] 岸井ミカ : 「しょーがない、ミカお姉さんが見つけてあげますか」

[メイン] 天童成美 : 「ここは一緒に探さなくても?」

[メイン] アンバー : 「もちろん! 探し物ならアンバーお姉さんたちに任せてちょうだい!」

[メイン] トロイ : 「本当?ありがとう!」

[メイン] トロイ : 「うん。ここは僕とメリで探してみるから大丈夫だよ」

[メイン] 天童成美 : 「なるほどね、んじゃ探しに行きましょ」

[メイン] アンバー : 「うん!」
扉に足を向けて、振り返って

[メイン] アンバー : 「絶対見つけてみせるからね! あんたの大切なパパとママ!」

[メイン] 岸井ミカ : 「っとなると……あの黄色い扉の部屋を探してみる?」

[メイン] 天童成美 : 「まあ…そこしかないね」

[メイン] アンバー : 「うん、いかにも寝室っぽかったし」

[メイン] 岸井ミカ : 「よし、じゃあ岸井探検隊移動開始!」
ちゃっかり自分をリーダーにするミカ

[メイン] アンバー : 「おお〜!」

[メイン] 天童成美 : 「お~」

[メイン] DL : 写真を探そうと黄色い星の飾りが付いた部屋を眺めていると、あなた達の耳に誰かの声が聞こえてくる。

[メイン] : 「……あぁ、やっと、やっとだ。こっちこっち。手を伸ばして探してよ」

[メイン] DL : その声は黒いもやの中から聞こえてくる。

[メイン] 天童成美 : 手を伸ばしてみる

[メイン] DL : 黒いもやの中に手を伸ばしてみれば、何かに手が触れた。布のような手触りだ。掴んでみれば、それは星の形の頭が特徴的なぬいぐるみだった。

[メイン] ぬいぐるみ : その姿は、先ほど見たメリにそっくりだ。

[メイン] アンバー : 「……うん? メリくん?」

[メイン] 岸井ミカ : 「あれ?メリそっくりなぬいぐるみじゃん」

[メイン] 天童成美 : 「……んん?」

[メイン] ぬいぐるみ : 「はぁ…ありがとう、助かったよ。さて、私はイラというが、君たちは?」

[メイン] アンバー : 「……! 喋った!」

[メイン] 岸井ミカ : 「なに今度は喋るぬいぐるみ!?」

[メイン] 天童成美 : 「おおこれはどうもご丁寧に…天童成美だよ」

[メイン] アンバー : 「えっと……わたしはアンバー! で、こっちが岸井隊長!」

[メイン] 天童成美 : 「しかしメリに随分似てるけどこっちは喋んのね」

[メイン] 岸井ミカ : 「やっほ〜○○高校1-D、岸井ミカで〜す」

[メイン] アンバー : 「そうそう……わたしたち、ここの隣の青い扉の部屋でトロイくんって子と会ってね、その子のお父さんとお母さんの写真を探しにここまで来たの」

[メイン] アンバー : 「メリくんっていうのは、この辺に青いリボンをつけた星のぬいぐるみで……トロイくんのことが大好きみたい!」

[メイン] イラ : 「そうかそうか。じゃあ、岸井さんたち。いきなりで悪いけれど…ここから出るために協力してくれないかな」

[メイン] イラ : 「私はトロイの… あ、もう会っているんだね。私はその子の両親の想いを伝えるために来たんだ」

[メイン] イラ : 「まぁ、やって来たあたりで二人の想いと遠くなってしまったらしくてね…動けなくて困ってたところだったんだよ」

[メイン] 岸井ミカ : 「うわぁ……災難」

[メイン] 天童成美 : 「ふんふん…」

[メイン] 天童成美 : 「どう?こっちの人は見たことある?」
ポケットから隠し持ってたぬいぐるみ出す

[メイン] アンバー : 「想いと遠く……?」

[メイン] イラ : 「メリのことも存じている。写真を探しているのなら協力させてもらうよ」

[メイン] アンバー : 「わっ……成美、いつの間に持ってきてたの!?」

[メイン] イラ : 「いや、そのぬいぐるみは初めて見たね」

[メイン] 天童成美 : 「あ~いや」

[メイン] 天童成美 : 「質問はイラじゃなくてこの人に」
ぬいぐるみに語り掛けてる

[メイン] 天童成美 : 「……顔見知りじゃないか、うん、貴方は信用できそう」

[メイン] 岸井ミカ : 「なにあんたナチュラルにぬいぐるみと……てか目の前に話すぬいぐるみあるんだし今更か」

[メイン] アンバー : 「ううん……私たちには聞こえないのかな?」
ちらりと成美が持ったぬいぐるみを見て

[メイン] 天童成美 : 「…?」

[メイン] 天童成美 : 「…ああこれそういうタイプだったんだ」

[メイン] アンバー : 「うん?」

[メイン] 天童成美 : 「いや、皆も聞こえてると思ってたから」

[メイン] 岸井ミカ : 「……不思議ちゃん…」

[メイン] アンバー : ちなみにDL、わたしも耳を近づけてみたりして何か聞こえないか試せるかな?

[メイン] DL : 耳を近づけても聞こえない。

[メイン] 岸井ミカ : 「とりあえずその写真を探さなきゃじゃない?せっかく助っ人…助っ人?居るんだし」
せっかく探す人が増えたしお目当ての写真を探そうと急かす

[メイン] アンバー : 「ん〜……やっぱり成美にしか聞こえないみたい」
首を小さく横に振って

[メイン] アンバー : 「……あっ、そうだね!」

[メイン] 天童成美 : 「そっか~…」

[メイン] 天童成美 : 「あっそうだった、写真知らない?」

[メイン] イラ : 「…言われてみれば、確か、ベッドの横あたりにあったと思うよ」

[メイン] DL : 〈*調査〉〈*知覚〉〈直感〉を振れますね

[メイン] アンバー : 「ベッドの横だね!よし!」
早速見てみるよ!

[メイン] 岸井ミカ : 「ふむふむ、えっとベッドの横ベッドの横…」
言われた通りベッドの横を探す

[メイン] アンバー : 〈直感〉!

[メイン] 天童成美 : 「ベッドの横ベッドの横…」

[メイン] 天童成美 : 直感!

[メイン] 岸井ミカ : じゃああたしも調査

[メイン] DL : それぞれいいよ

[メイン] アンバー : 2DM<=7 〈直感〉 (2DM<=7) > [6, 4] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン] 天童成美 : 1DM<=7 〈直感〉 (1DM<=7) > [6] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] 岸井ミカ : 1DM<=6 〈*調査〉 (1DM<=6) > [10] > -1 > 成功数-1 ファンブル

[メイン] DL : 黒いもやに手を入れ、手探りで探してみる。すると、棚のようなものの上に写真立てらしき形をした物がある。黒いもやの中から引っ張り出してみれば、それはトロイと両親と思われる3人の家族写真だ。

[メイン] DL : ミカはファンブルか…
それじゃ黒いモヤに触れて共鳴1上げる感じで

[メイン] system : [ 岸井ミカ ] 共鳴 : 2 → 3

[メイン] 天童成美 :

[メイン] 岸井ミカ : 「うわっ、何このモヤモヤ…!」

[メイン] アンバー : 「……あった! トロイくんもちゃんと写ってる!」

[メイン] 天童成美 : 「これか~」

[メイン] イラ : 「無事見つかったようで良かったよ」
「…この空間から出るヒントになるかもしれないし、トロイについて話しておこうか。少し長くなるんだけど、聞いてくれるかい?」

[メイン] 岸井ミカ : 「そりゃヒントになるなら幾らでも!」

[メイン] 天童成美 : 「いいよ~」

[メイン] アンバー : 「……! わたしたちがここから出たがってること、知ってたの!?」

[メイン] イラ : 「なんとなくね…私は想いを伝えるための存在だから」

[メイン] イラ : 「では…」

[メイン] イラ : 「トロイの両親が戻ってこないのは、彼の誕生日に彼の母親が私を…と言っても今喋っている私ではなく、ただのぬいぐるみだけどね」
「それをプレゼントしようしていたが、トロイの手に渡ることは無かったんだ」

[メイン] イラ : 「なぜなら私のラッピングを買いに行った際に両親が事故に巻き込まてしまったからね」

[メイン] 岸井ミカ : 「………!」

[メイン] アンバー : 「……っ!」

[メイン] 天童成美 : 「……」

[メイン] イラ : 「それによって家に取り残されたトロイも死んでしまったんだと思う」
「そしてこの場所だが、トロイは両親の帰りを待ち続けるように、無意識にこの空間に留まり続けているのではないか、と私は考えているんだ」

[メイン] 岸井ミカ : 「……え、つまりあたしら幽霊と遊んでた訳…?」

[メイン] イラ : 「彼を幽霊と思うかどうかは君次第だね、岸井さん」

[メイン] アンバー : 「……それじゃあ、あなたたちは……」

[メイン] イラ : 「ああ。先ほども言ったが、私はトロイに両親の思いを伝えるためにここに来たんだ」
「彼がそれを承諾すればこの空間もなくなって、君たちも帰れるはずだよ」

[メイン] 岸井ミカ : 「……結構事態は深刻な感じだよね、いたいけな少年にあんたのパパとママは死んで、あんたも死んだんだよって伝える訳だし」
珍しくミカの表情が曇る

[メイン] アンバー : 「…………ミカ……」

[メイン] イラ : 「そうだね。今からトロイのところへ行って説得するにはちょっといきなりすぎるか」

[メイン] 天童成美 : 「……」

[メイン] 岸井ミカ : 「そりゃあたしだっていきなりそんな事言われたらフリーズして受け入れらんないよ」

[メイン] 天童成美 : 「でも…」

[メイン] 天童成美 : 「早く解決しないと、これは私達だけの問題じゃないし」

[メイン] アンバー : 「…………。」
ミカの気持ちは少しわかる……でも、成美の言うことももっともだ。

[メイン] アンバー : 「……イラさん、さっき『メリくん』のことも知ってるって言ってたよね」

[メイン] イラ : 「トロイもだけど、メリのことも両親から聞いた部分だけはね。実際に会ったことはないからそこまで詳しくは知らないんだ」

[メイン] 岸井ミカ : 「……あたし思ったんだけど、トロイくんにこのことを伝えようとするの…メラは、嫌がるんじゃ……?」

[メイン] イラ : 「伝える際に、もしメリが何かをするなら…その時は私が君たちを助けられると思う」
「といっても、少し庇えるくらいだけどね」

[メイン] 岸井ミカ : 「いや、それだけでも大助かりってやつよ」

[メイン] 岸井ミカ : 「ここまで来たんならやるだけやんなきゃだよね!」

[メイン] アンバー : 「…………。」

[メイン] 天童成美 : 「うん…行こう」

[メイン] 岸井ミカ : 「アンバー?どったの?」
普段ならもっと先導しそうなのにやけに静かなアンバーを見る

[メイン] アンバー : 「…………私たちがそれをしちゃっても、いいのかな。」

[メイン] 岸井ミカ : 「………」

[メイン] アンバー : 顔を上げて、ミカの方に答える。
「……トロイくんは確かに、自分の両親のことを知りたがっていたし……イラさんの言うとおり、本当のことを伝えるべきなのかもしれない……でも」

[メイン] アンバー : 「メリくんの気持ちもわかる気がするんだ。わたしたちが邪魔をしなければ、このままトロイくんは夢の中の無邪気な子供でいられる、トロイくんのことを守っていられる。」

[メイン] アンバー : 「…………私たちがそれを壊すことは、本当に正義なのかな……って……」

[メイン] 岸井ミカ : 「……………」

[メイン] 天童成美 : 「…それは違うよ」

[メイン] アンバー : 「…………成美?」
ふと、予想外の声に視線を移す。

[メイン] 天童成美 : 「私達がやらなくても、次の犠牲者がいずれやる」

[メイン] 天童成美 : 「それに…」

[メイン] アンバー : 「……」

[メイン] 天童成美 : 「彼はもう罪人だ」

[メイン] アンバー : 「……!」

[メイン] 天童成美 : 「記憶を忘れ、知らず知らずのうちに人々をこの魂の牢獄に封印している」

[メイン] 天童成美 : 「このままにしたらトロイは、その現実から逃げるために無関係の人間を巻き込む続けるよ」

[メイン] 天童成美 : 「だから…」

[メイン] 天童成美 : 「誰かが教えるしかないんだ」

[メイン] アンバー : 「……っ」

[メイン] 岸井ミカ : 「…………アンバー、あと成美も…2人には話してなかったけど……あたし、死んだ人に連れてかれた事あるんた」

[メイン] 天童成美 : 「ミカ…」

[メイン] アンバー : 「…………ミカ…!」

[メイン] 岸井ミカ : 「S.H……姫神桜ちゃんって言う子なんだけど、大昔に雛として流されちゃったんだ…川にね、生贄として」

[メイン] 岸井ミカ : 「ある日桜ちゃんと机上通信してね、あたし連れてかれたんだ…そこで同じ様に流されちゃった子達が沢山居てね、もっと生きたい、ずっと一緒に居たいって」

[メイン] 岸井ミカ : 「でも桜ちゃん達は最後はちゃんと死後の世界?に帰れたんだ……死んだ人にはね、ちゃんと帰る場所があるんだよ」

[メイン] 岸井ミカ : 「それにトロイくん、本当は両親に会いたいんだよ…ずっと帰りを待つのって…辛くない?」

[メイン] 天童成美 : 「……」

[メイン] 岸井ミカ : 「だから……向こうに両親が居るなら会わせてあげようよ」

[メイン] 岸井ミカ : 「……なんつって!まぁS.Hの件はほんとだけど死後の世界云々は逸島先輩の受け売りなんだよね!」
流石に暗いままは似合わない、3人には笑顔が一番な筈だ

[メイン] アンバー : 「…………」
二人の言葉を咀嚼する。

[メイン] アンバー : 「これ以上の被害者を増やさないためにも。……それでいて、トロイくんのためにも……」

[メイン] アンバー : 「…………そうだね。 うん、そうだね!」
「わたしたちがやらなきゃいけない……やってみせる!」

[メイン] アンバー : ぱん、ぱん!と自分の頬に気合いを入れ直すようにして。

[メイン] 岸井ミカ : 「よー言った!それでこそアンバーだ!」

[メイン] アンバー : 「えへへ……二人とも心配かけてごめんね、もう大丈夫!」

[メイン] 岸井ミカ : 「やるだけやってダメだったらその時こそ三人でここで暮らせばいいし!」

[メイン] アンバー : 「ええぇ!? あれだけ言っておいて!?」

[メイン] 岸井ミカ : 「ぶっちゃけた話、知らん人と暮らすよりあんたら2人の方が安心できる」

[メイン] 岸井ミカ : 「言わせんな、今頃恥ずい」
急に赤面する岸井ミカ

[メイン] アンバー : 「……! うぅ……ミカぁ……!」

[メイン] 天童成美 : 「じゃあ…」

[メイン] 天童成美 : 「家族みんなで行きましょ」

[メイン] 岸井ミカ : 「だからまだ家族じゃないっつーの!」

[メイン] アンバー : 「えへへ……うんっ!」

[メイン] 天童成美 : 「まだ…ああやっぱそうなんだ…」

[メイン] 岸井ミカ : 「ちがっ、まだはそーいう意味じゃなくて!ってかこれから大事な時にそれじゃヘナヘナホヘ〜!力が抜けるよ〜!」
顔面真っ赤なまま成美の誤解を解こうとする

[メイン] アンバー : 「へへへ……大丈夫! へにゃへにゃになっても支え合えるのが家族だから!」
嬉しそうにミカの肩を取る

[メイン] イラ : 「………大切なことを言い忘れていた。というよりも、今気付いた」

[メイン] イラ : 「…助けると言った手前、申し訳ないんだが、ひとついいかな?」

[メイン] アンバー : 「うん?どうしたの、イラさん?」

[メイン] イラ : 「実は自力で動けなくなってしまっていてね」

[メイン] イラ : 「だから私に想いを込めてほしいんだ。出るために協力しようとかさ、そういうのでいいよ。その想いを受け取って、私は力を得られるんだ」
「そうすれば、動くことだってできるようになるはず」

[メイン] DL : イラに想いを込めるためには∞共鳴レベルを1上昇させる必要がある。誰か1人が上げればOK。

[メイン] アンバー : 「わかった……うん、やってみるね。」
すい、とイラさんの方に近づいて

[メイン] アンバー : ……試す時だ。
わたしが本当に仲間を、自らの選択を──信じられているかどうか。

[メイン] アンバー : 静かに目を閉じ。
全身を通じて、ぎゅ──っと、想いを込める。

[メイン] system : [ アンバー ] 共鳴 : 2 → 3

[メイン] イラ : 「………」

[メイン] イラ : 「うん、想いが確かに伝わってきた。…よいしょ…よし、動けるようになってる。感謝するよ」

[メイン] イラ : イラは最初こそぎこちない動きだったが、少し経つと自由に歩いたり跳ねたりできるようになっていた。

[メイン] アンバー : 「…………ぷはぁ! よ、よかったぁ……!」

[メイン] 岸井ミカ : 「そりゃアンバーの想い一番搾りなんだし動かなかったら困るってやつ!」

[メイン] アンバー : 「なっ……なんだか恥ずかしい言い方やめてよ!?」

[メイン] 岸井ミカ : 「にっしし、やっぱりピュアな子は弄りがいがありますな〜このこの〜」
アンバーの頬を肘でつんつんとつつく

[メイン] アンバー : 「うぅぅ〜……! もうっ、早く行くよ隊長!」

[メイン] 天童成美 : 「う~んじゃあ私も」イラに手を置き感情を受け渡す

[雑談] system : [ 天童成美 ] 共鳴 : 4 → 5

[メイン] イラ : 「さらに身体が軽くなった気がするよ。ありがとう」

[メイン] 岸井ミカ : 「よしっ!じゃあ準備万端?」

[メイン] 天童成美 : 「オーケーオーケー」

[メイン] アンバー : 「うんっ! わたしも大丈夫!」

[メイン] イラ : 「では向かおうか」

[メイン] 岸井ミカ : 「OK!」

[メイン] DL : イラと共に写真を手に入れ、トロイの部屋に戻ると、トロイが駆け寄ってくる。

[メイン] トロイ : 「おかえりなさい!写真…って」
そこまで言葉を発したあと、イラの姿を見つけて
「わぁ~、メリにそっくりな子だ!君のお名前は?メリのお友だち?」

[メイン] 天童成美 : 「イラだよ、知らない?」

[メイン] トロイ : 「うん、知らない。イラって言うんだ~」

[メイン] イラ : 「そう、彼女が言うとおり私はイラだよ。あの子ともはじめましてだ」
メリの方に顔を向けて

[メイン] アンバー : 「うん! 写真を探してる間に見つけたんだ〜、仲良くしてあげてね!」
「っと、それにちゃんと写真の方も見つけたよ! ほら!」

[メイン] トロイ : 「そうなの?じゃあ今からお友だち!仲良くしてね」
「あっ!写真も見つけてくれたんだ!ありがとう~!」

[メイン] イラ : 「よろしく、メリ」

[メイン] メリ : イラがそう言うと、メリは興味なさそうにそっぽを向いた。

[メイン] 岸井ミカ : 「あはは……メリは相変わらずクール……」

[メイン] 天童成美 : 「ねえメリって本当に喋るの?喋るの見た事無いけど…」

[メイン] 岸井ミカ : (今に見てろ、あたしら4人がその澄まし顔驚かせてやるからなこの○○○○ぬいぐるみヤロー)

[メイン] アンバー : (ミカ、顔に出てる!顔に!)

[メイン] トロイ : 「うん、喋るよ…」
そう言いつつも、今は写真の方に興味を向けていて

[メイン] トロイ : トロイに家族写真を見せると、トロイはじっとその写真を見つめた。

[メイン] アンバー : 「……どうかな? 何か思い出せそう?」

[メイン] トロイ : 「これが…僕のパパとママ…なんだね。うん、なんとなく…思い出せそうだよ」
写真を見て、少し安堵したような微笑みを見せた。

[メイン] DL : 〈危機察知〉〈直感〉〈★霊感〉を振れますね。

[メイン] アンバー : ……!? 〈危機察知〉!

[メイン] 天童成美 : 霊感!

[メイン] 天童成美 : 1DM<=7 〈★霊感〉 (1DM<=7) > [2] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] アンバー : 2DM<=8 〈危機察知〉 (2DM<=8) > [8, 10] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] 岸井ミカ : じゃあ……知覚!

[メイン] DL : いいよ

[メイン] 岸井ミカ : 1DM<=3 〈*知覚〉 (1DM<=3) > [1] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン] DL : 成美とミカは、トロイを見上げるメリが苛立っているような気がした。

[メイン] メリ : すると、メリがトロイの肩に上り、さっと写真を取り上げた。
そのまま肩からぴょんと下り、その写真を少し見つめたかと思うと、勢いよく破ってしまった。

[メイン] 岸井ミカ : 「あぁぁぁぁ!?」
思わず悲鳴を上げる

[メイン] アンバー : 「……ああっ!!?」

[メイン] 天童成美 : 「おおっと」

[メイン] トロイ : 「め、メリ…!な、なんでそんなことするの…!」
トロイやイラはひどく動揺している。

[メイン] メリ : メリはばらばらになった写真を肩を震わせながら見下ろしている。

[メイン] トロイ : 「メリ……?いきなり怒るなんて、どうしちゃったの…?」

[メイン] 岸井ミカ : 「くぉんの性悪ぬいぐるみ野郎……!」

[メイン] アンバー : 「……っ!」
バラバラに破かれた写真を拾い集める。

[メイン] DL : トロイにはメリの言葉が聞こえているようだが、あなた達には何も聞こえない。

[メイン] 天童成美 : 「…まあそんな奴だとは思ってたけど」

[メイン] DL : …が、絞り出すような声が聞こえてきた。

[メイン] : 『トロイ、思い出さなくていい…思い出さないでよ。こんなのいらない…』

[メイン] : 『ねぇ、トロイこそ…どうして?僕が一緒にいるって言ったじゃないか。僕が…僕だけが一緒にいられるんだ。パパとママがいなくたっていい。僕とずっと遊んでいようよ』

[メイン] トロイ : 「僕だってメリと遊ぶのは楽しいよ。でも、パパとママがいなくてもいいなんて…ひどいよ、メリ。どうしてそんなこと言うの…」

[メイン] アンバー : 「……。」

[メイン] アンバー : 「……それだけトロイくんのことが、大切だからでしょ?」

[メイン] : 『うるさい!お前とは話していない!』

[メイン] アンバー : 「…………。」

[メイン] : 『トロイ、あのね、僕はパパとママが嫌いだ。嫌いなんだよ。僕は…ずっと…トロイといたかったのに。二人が、トロイを殺したんだ』

[メイン] トロイ : トロイは、メリにかける言葉が見つからない様子だった。

[メイン] イラ : 「それは違う。彼の両親は決して彼を置いていったわけじゃないんだ」

[メイン] イラ : 「話せば君もわかるはずだ?落ち着いて聞いてくれないか?」

[メイン] DL : メリに言葉をかけていると、メリは耐え切れなくなったように声を荒げた。

[メイン] : 『うるさい…うるさいなぁ!!僕はトロイと一緒にいたいだけなのに!!!』

[メイン] : 『お前たちも他の人間みたいに、さっさとぬいぐるみになれば良かったんだ…そうすればすぐに口を縫ってやったのに…!!』

[メイン] 岸井ミカ : 「はぁ?なに責任転換?よー言うよ、自己満でトロイくん縛り付けてる分際でさ」

[メイン] : 『うるさい!』
『ジャマしないでよ!!!何も知らないくせに!!!!』

[メイン] DL : その言葉の後、メリは唸り声を上げる。部屋中に響き渡り、腹の底を揺らすような、重々しい声だ。思わず耳を塞ぎ、俯く。

[メイン] 天童成美 : 「……っ!」

[メイン] 岸井ミカ : 「うぐっ……あたし煽っちゃった?」
耳を両手で抑えながら自分の発言に後悔する、だが言わずにいられなかった

[メイン] アンバー : 「……っ! 大丈夫……!」

[メイン] 天童成美 : 「いや……まあいいでしょ…!その通りだよ…」

[メイン] 天童成美 : 「邪悪だよ、何年も何年もこんな所に閉じ込めて」

[メイン] アンバー : 「…………」
「何も知らないって言うのは、確かにあんたと比べたらその通りかもしれない。…………でも」

[メイン] アンバー : 「あんたは本当に、トロイくんのこと……トロイくんの気持ちを知ってるの?」

[メイン] DL : …ふと、声が止んだ。あなた達が顔を上げると、そばにいたトロイは意識を失ったのか、その場に倒れ込んでいる。

[メイン] メリ : そして、黒々とした巨大な影があなた達を見下ろしていた。

[メイン] DL : 体が大きくなったメリの目から、ぼろりぼろりと青黒い液体がこぼれ落ちる。

[メイン] DL : 絶え間なく流れる涙のように見えるそれは悲しみ。それは孤独。それは恨み。

[メイン] DL : メリがトロイを失った瞬間から今まで、ずっと蓄積された負の感情がぼとぼとと落ちていき、床一面に広がる。瞬く間にあなた達の足元まで広がったそれは、ひどく冷たい液体だった。かさが増し、あなた達の足を飲み込んでゆく。

[メイン] 岸井ミカ : 「なに…泣けば何でも思い通りだと思ってんの?トロイくん縛り付けてた分際で自分は指摘されたら大泣き?ふざけんのもいい加減にしろよガキンチョ!!」
こんなこと言ってるが正直足はガクガク、冷や汗は垂れるし下手したら泣き出しかねない

[メイン] 岸井ミカ : でも言わないと気が済まない、こーいうやつは岸井ミカが何よりも一番嫌いなタイプだからだ

[メイン] アンバー : 「……ミカ…!」
どろどろに飲まれる身体と紡がれる言葉を支えるように……肩を貸す。

[メイン] 天童成美 : 「…そうだ、全部吐きだせ、貯めてたもん全部」

[メイン] 天童成美 : 構える

[メイン] アンバー : 「……でも、忘れないでよね! 吐き出し終わったら、わたしは助けるつもりだから……ぬいぐるみの皆も、トロイくんのことも……! あんたのことも!!」

[メイン] アンバー : 「それが、騎士としての……最後の偵察騎士の、務めだから!!」

[メイン] アンバー : ……構える。

[メイン] かなしみのほし : 真っ黒になったメリは一言も発することなく、ただそこに佇んでいる。

[メイン] DL : 戦闘開始だ~!

[メイン] かなしみのほし : メリはあなた達に攻撃をすることなく、力をため込むような動作をしている。

[メイン] DL : アンバーどうぞ。

[メイン] アンバー : 「……!」

[メイン] アンバー : 先に『攻撃』してきたのはそっちなんだから……!
させない……あんたの思い通りになんかッ!

[メイン] アンバー : 〈★射撃(弓矢)〉で攻撃するよ!

[メイン] DL : いいよ

[メイン] アンバー : 1DM<=7 〈★射撃(弓矢)〉 (1DM<=7) > [5] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] アンバー : 「流星雨のような……矢を!!」

[メイン] DL : 1成功だから1d3+1d10かな

[メイン] アンバー : わかったよ!

[メイン] アンバー : 1d3+1d10 (1D3+1D10) > 1[1]+2[2] > 3

[メイン] かなしみのほし : アンバーの矢に射貫かれてもまったく怯まない。

[メイン] アンバー : 「……っ!」
やっぱり……効いてない!

[メイン] DL : 次は2組。好きな方からどうぞ。

[メイン] 天童成美 : じゃあ私から行くか

[メイン] 天童成美 : 奥義にハサミ組み合わせて攻撃できる?

[メイン] DL : ハサミ使うならナイフで適用して固定値が1d3かな

[メイン] 天童成美 : 固定値が1d3って事は普通より弱い…?

[メイン] DL : ああ。

[メイン] 天童成美 : まあいいか、ここは切るか

[メイン] DL : いいよ

[メイン] 天童成美 : 1DM<=7 〈★奥義(Ω百式砲)〉 (1DM<=7) > [3] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] DL : ダメージは1d3+1d3

[メイン] 天童成美 : 1d3+1d3 (1D3+1D3) > 2[2]+3[3] > 5

[メイン] 天童成美 : 「天童流奥義!」

[メイン] 天童成美 : 《Ωスラッシュ》!!
「そりゃっ!!」

[メイン] 天童成美 : エネルギーを纏ったハサミを投げる

[メイン] かなしみのほし : 先ほどのアンバーの矢と同様、成美が投げたハサミが刺さってもまったく怯むことはない。

[メイン] DL : 最後はミカ。

[メイン] 岸井ミカ : うーん……あたしは戦力にならないから…調査とか聞き耳とかで周りのぬいぐるみから情報聞き出したりなんか…ヒントを見つけたりできる?

[メイン] DL : さっき雑談で開示した以上の情報はない。

[メイン] 岸井ミカ : うーん……ならそこら辺の本投擲で投げるっきゃないかな

[メイン] DL : いいよ

[メイン] 岸井ミカ : 1DM<=6 〈*投擲〉 (1DM<=6) > [6] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] 岸井ミカ : 「このっ……!」
咄嗟に絵本を掴むと投げ付ける

[メイン] DL : 固定値は石を適用するから、ダメージは1+2で3だな。

[メイン] かなしみのほし : 矢とハサミと同様、ミカが投げた本が直撃するもまったく怯まない。

[メイン] 岸井ミカ : 「こんなんならバド部とラクロス部ちゃんと通うんだった!」

[メイン] DL : そして…

[メイン] かなしみのほし : メリがため込んだ力を一気に放出する。

[メイン] DL : その瞬間、足元の液体があなた達に襲い掛かり、メリの強い感情の波があなた達を飲み込まんとする。

[メイン] DL : 共鳴判定!

[メイン] DL : 共鳴感情:恨み(情念) 強度7/上昇1D3

[メイン] 天童成美 : 5DM<=7 〈∞共鳴〉 (5DM<=7) > [1, 4, 9, 8, 10] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン] system : [ 天童成美 ] 共鳴 : 5 → 7

[メイン] 岸井ミカ : 3DM<=7 〈∞共鳴〉 (3DM<=7) > [4, 8, 9] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] アンバー : (3+1)DM<=7 共鳴判定(ルーツ属性一致) (4DM<=7) > [8, 8, 3, 10] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン] 天童成美 : 1d3 (1D3) > 3

[メイン] system : [ 天童成美 ] 共鳴 : 7 → 8

[メイン] 岸井ミカ : えっと……こう?

[メイン] 岸井ミカ : 1d3 (1D3) > 2

[メイン] DL : ああ。

[メイン] system : [ 岸井ミカ ] 共鳴 : 3 → 5

[メイン] イラ : 「…私のもうひとつの役目はここかっ!」
成美に抱きついて伝わった想いを逆に返す。

[メイン] 天童成美 : 「……!」

[メイン] DL : 成美は共鳴1減少。

[雑談] system : [ 天童成美 ] 共鳴 : 8 → 7

[メイン] 天童成美 : 「アリガト…」

[メイン] イラ : 「助けてもらったお礼だよ。気にしなくていいさ」

[メイン] DL : …あなた達は、その青黒い液体に抵抗する術もなく飲み込まれていく。そのひどく冷たい液体が、どろどろとした負の感情が、体全体に染み込んでくる感覚。耐え切れないほどの不快感を全身で受けながら、暗闇へ沈んでいった。

[メイン] DL : 共鳴者たちは、暗闇の中で夢を見る。

[メイン] ?? : …いつからだったかな。胸に、あたたかいものが生まれたのは。

[メイン] ?? : ………。

[メイン] ?? : めが、ひらいた。

[メイン] ?? : 目の前にはトロイがいる。起きたばかりの彼は、眠そうな目をこすりながら「おはよう」と笑って自分を抱きしめた。優しく、あたたかい感覚だった。

[メイン] ?? : 君が僕に何度も話しかけてくれるから、君が僕を毎日抱きしめてくれるから、僕に「ずっと一緒にいようね」と手紙をくれたから。僕に、ココロが育ったんだ。

[メイン] ?? : 君とずっと一緒にいられると思ってた。毎日お話して、ぎゅっと抱きしめてくれて、一緒に本を読んで、星を見て…本当に楽しかったし、これからもずっとそうだと思ってた。

[メイン] ?? : トロイは、「少し出かけてくるから、いい子にしててね」と手を振った両親を玄関で見送った。けれど夕方になっても、夜になっても…二人は帰ってこなかった。

[メイン] ?? : それから、どれくらい時間が経ったんだろう。何度も、夜空を一緒に見上げたような気がする。

[メイン] ?? : 君はどんどん元気がなくなっていった。時々、咳が止まらなくて苦しそうな時もあった。僕を抱きしめる腕も弱々しくなっていった。

[メイン] ?? : 僕は怖かったんだ。このままパパとママが帰ってこなかったら、トロイはどうなっちゃうんだろう。どうしてそんなにつらそうなの?どうして元気がないの?僕には何もできない。それが…とっても悔しかった。

[メイン] ?? : そして、ある朝。
トロイは目を覚まさなかった。朝が過ぎて、太陽が真上に来ても、太陽が隠れて夜になっても、彼が目を開けることは無かった。

[メイン] ?? : だんだんと僕に触れている君の手が、顔が、冷たくなっていった。いつもはあたたかいのに。今の君は白くて、冷たくて。あの時の僕は自分で動けなかったから、ただ…君のそばで、君が変わり果てていく姿を見ることしかできなかった。

[メイン] ?? : 目を閉じることができたなら、どれだけ良かっただろう。誰かが君をもっと早く見つけてくれたなら、どれだけ良かっただろう。

[メイン] ?? : 僕は、その時の君の姿が頭から離れないんだ。怖くて、怖くて、ただ、悲しくて、寂しくて。また、笑う君が見たかった。僕に話しかけてほしかった。一緒に星を見たかった。

[メイン] ?? : 僕の大切な幸せを壊したのは、何だ?

[メイン] ?? : トロイをこんな姿にしたのは、誰だ?

[メイン] ?? : ……そんなの もう分かってる。

[メイン] ?? : パパとママが トロイを置いていったから
さいごまで帰りを待っていたトロイは しんでしまったんだ。
ああ、悔しい、苦しい、悲しい、寂しい……

[メイン] ?? : 体が燃やされても、このココロだけは絶対に離れない。
僕だけはトロイの隣にいてあげなきゃ。
もう君を1人にしない。苦しませない。寂しくさせない。

[メイン] ?? : だって、約束したでしょ。

[メイン] メリ : 「ぼくが ずっと いっしょにいるよ」

[メイン] DL : 共鳴判定!

[メイン] DL : 共鳴感情:孤独(傷) 強度5/上昇1

[メイン] 岸井ミカ : 5DM<=5 〈∞共鳴〉 (5DM<=5) > [5, 6, 7, 3, 5] > 3 > 成功数3 トリプル

[メイン] アンバー : 3DM<=5 〈∞共鳴〉 (3DM<=5) > [8, 9, 2] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] system : [ アンバー ] 共鳴 : 3 → 4

[メイン] 天童成美 : (7+1)DM<=5 共鳴判定(ルーツ属性一致) (8DM<=5) > [4, 1, 3, 1, 6, 10, 9, 8] > 5 > 成功数5 ミラクル

[雑談] system : [ 天童成美 ] 共鳴 : 7 → 8

[メイン] system : [ 岸井ミカ ] 共鳴 : 5 → 6

[メイン] DL : ミカと成美は共鳴を1上昇させたあとに1d6振ってくれ。

[メイン] 天童成美 : 1d6 (1D6) > 4

[メイン] 岸井ミカ : 1d6 (1D6) > 6

[メイン] DL : 成美
4拒絶反応
《怪異》という異物に対して拒絶反応が起きる。猛烈な不快感と吐き気、痛みなどが共鳴者を襲う。
〈∞共鳴〉レベルが即座に1減少し、1D3のHPダメージを受ける。

[メイン] DL : ミカ
6侵食
非常に強く《怪異》からの侵食を受けた。
即座に〈∞共鳴〉レベルが1増加する。

[メイン] system : [ 岸井ミカ ] 共鳴 : 6 → 5

[メイン] 天童成美 : 1D3 (1D3) > 2

[メイン] system : [ 岸井ミカ ] 共鳴 : 5 → 7

[メイン] system : [ 天童成美 ] HP : 12 → 11

[メイン] system : [ 天童成美 ] 共鳴 : 8 → 7

[メイン] system : [ 天童成美 ] HP : 11 → 10

[メイン] 天童成美 : 痛い 苦しい 何か吐いた

[メイン] 天童成美 : 吐しゃ物じゃない
血でもない
臓器でもない

[メイン] 天童成美 : 何か、何かを吐いた

[メイン] 岸井ミカ : 「◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎……◾︎◾︎◾︎!◾︎◾︎◾︎……!」

[メイン] ??? : ……夜空が、星が、視界いっぱいに広がっている。隣に座る男性は、嬉しそうに自分を見つめて笑った。

[メイン] ??? : パパと一緒に星を見た。
夜の空できらきら光るその一つ一つがとってもきれいで、いつまでも見ていられるくらいに大好きになった。

[メイン] ??? : 僕は走るとすぐ疲れるし、せきが止まらなくなることもあった。それであまり外に出られなかったから、いつもお家の中で遊んでた。寝る前にパパと一緒に星空を見るのが一番の楽しみだった。

[メイン] ??? : ママが誕生日に星の形をしたぬいぐるみをくれた。この子の名前はメリだよ、ってママが教えてくれた。メリは、僕の大切なお友だちになった。

[メイン] ??? : それから毎日、メリと一緒に起きて、一緒に遊んで、一緒に星を見た。嬉しかったこと、ちょっと悲しかったこと、たくさんメリとお話しをした。

[メイン] ??? : パパとママが、文字を教えてくれた。僕は嬉しくなって、ずっと一緒にいようね、ってメリにお手紙を書いた。メリ、喜んでくれてるといいなぁ。

[メイン] ??? : ……ねぇ、パパ。ママ。

[メイン] ??? : 今日は帰って来てくれる?
ずっと会えなくて、寂しいな。

[メイン] ??? : お腹がすいたけど、我慢するよ。だって、ママのごはんが大好きだから。
お勉強、がんばるね。だって、パパともっと星のお話ししたいから。

[メイン] ??? : 明日は、きっと帰って来てくれるよね。

[メイン] トロイ : 大丈夫だよ。メリも一緒だから。

[メイン] DL : 共鳴判定!

[メイン] DL : 共鳴感情:不安(情念) 強度3/上昇1

[メイン] 岸井ミカ : 7DM<=3 〈∞共鳴〉 (7DM<=3) > [8, 5, 8, 3, 3, 10, 8] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] 天童成美 : 7DM<=3 〈∞共鳴〉 (7DM<=3) > [7, 4, 3, 8, 10, 1, 10] > 1 > 成功数1 成功

[メイン] system : [ 天童成美 ] 共鳴 : 7 → 8

[メイン] アンバー : (4+1)DM<=3 共鳴判定(ルーツ属性一致) (5DM<=3) > [7, 6, 8, 1, 5] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン] system : [ 岸井ミカ ] 共鳴 : 7 → 8

[メイン] system : [ アンバー ] 共鳴 : 4 → 5

[メイン] : 「…~い、お~い!君たち、生きてるかい?」

[メイン] DL : 共鳴者たちが目を開けると、そこは真っ暗な空間だった。エノハラが自分達の体を揺すって起こしてくれたようだ。周りを見れば、他の共鳴者とトロイ、イラが見えた。

[メイン] 岸井ミカ : 「………………ぁ……あれ?」

[メイン] アンバー : 「…………っ……」
ゆっくりと起きあがろうとして……ずきん、と痛む頭を押さえる。

[メイン] 天童成美 : 「……うん…?」

[メイン] アンバー : 「ここは……?」

[メイン] トロイ : 「メリ……、メリは…そう思ってたんだ……」

[メイン] トロイ : 「僕は、ほんとにしんじゃったの…?」

[メイン] トロイ : 「パパとママは、僕のことをおいてったのかな……僕が、きらいだったのかな」
トロイもあなた達と同じ夢を見ていたのか、今にも泣きそうな顔でうつむいてしまった。

[メイン] エノハラ : 「何か大きな音が聞こえたから急いで来てみたら君たちが倒れていたんだよ」
「いったい何があったんだい?」

[メイン] 岸井ミカ : 「えっと実は……」
1から全部説明するのがとても難しい、頭の中に色々な情報が流れ込んでぐちゃぐちゃだ

[メイン] 天童成美 : 「あれ?エノハラさんも帰って来たの?」

[メイン] エノハラ : 「うん?ここはトロイくんの部屋だが?」

[メイン] アンバー : トロイの背に手を回し、小さくさする。
「…………そうじゃない、そうじゃないんだよ……トロイくん……」

[メイン] トロイ : 「でも、メリがぁ…」
アンバーの方に顔を向けて

[メイン] アンバー : 「……メリくん……」
「……! そういえば、メリくんは!?」

[メイン] DL : アンバーが見回しても、メリの姿を見つけることはできない。

[メイン] 天童成美 : 「……いや、そっかまだ…」
立ち上がる

[メイン] 岸井ミカ : 「メリのやつ……何処に…」

[メイン] イラ : 「トロイ、大丈夫だよ。パパとママは空で君を待ってるんだ。だから、一緒に帰ろう」
イラが、そっとトロイに声を掛ける。

[メイン] トロイ : 「……そっか、ずっと待ってたのは…僕じゃなくて、パパとママだったんだ」

[メイン] トロイ : 「でも……」
トロイは肩を震わせている。ぽつ、と足元に雫が落ちた。

[メイン] DL : その時

[メイン] : 『…トロ、イ… トロイ……どこ…?おいてかないで…僕をおいてかないでよ……ひとりぼっちはもう嫌だよ…』

[メイン] DL : どこからかメリの声が聞こえてくる。

[メイン] 岸井ミカ : 「っ!?メリ!」
メリを探す

[メイン] 天童成美 : 「……」

[メイン] 岸井ミカ : 「あんただけひとりぼっちではいサヨナラはナシだよ……!」

[メイン] アンバー : 「……ミカ…!」

[メイン] メリ : ミカが声がする方をよく見渡してみれば、暗い床の上に体中が真っ黒になってしまったメリが落ちている。

[メイン] メリ : メリは力を使い果たしてしまったのか、自分で動くこともできない様子だ。

[メイン] 岸井ミカ : 「あ〜もう、こんな汚れちゃって……ばっちぃったらありゃしないよ」
口ではそう言いつつも両手はまるでメリを慈しむ様にそっと持ち上げる

[メイン] 天童成美 : 「スッキリした?」
メリに対し

[メイン] トロイ : 「…!お姉ちゃん!メリを!」
自分に抱かせてと、強くミカにすがる。

[メイン] 岸井ミカ : 「あーはいはい、ちょっと待てって」
流石に黒く汚れてちゃメリが可哀想だ、ポケットからハンカチを取り顔の部分の汚れをできる限り拭いてからトロイに渡す

[メイン] トロイ : 「ありがとう!」
ミカからメリを受けとり、強く抱きしめて

[メイン] トロイ : 「メリ、僕はここだよ。大丈夫…?」

[メイン] メリ : 『トロイ、よかった……。僕は、ね、このまま一緒にいられれば、それでいいんだよ……僕、だけが、トロイの隣にいられるのに…』

[メイン] トロイ : 「……メリは、パパとママのこと…きらい?」

[メイン] メリ : 『嫌いだよ…トロイは嫌いじゃないの?二人が帰ってこないせいで、トロイはひとりぼっちになったんだよ。まだ…生きてたはずなんだよ』

[メイン] トロイ : 「…メリは僕と一緒にいたくて、このお家を作ってくれたんでしょ?僕だって同じだよ」
「僕もパパとママに会いたい。一緒にいたいから、お空へかえるんだ。それだけだよ」

[メイン] メリ : 『………トロイ…』

[メイン] トロイ : 「あとね、僕は絶対にメリを置いていったりしないよ。お友だちのイラも一緒に、パパとママのいるお空へ帰ろう」

[メイン] トロイ : 「それにね、パパとママのこときらいって言われたら…僕、かなしくなっちゃうよ。パパとママが帰ってきてくれないことよりも、おなかがすいてた時よりも…かなしいんだ」

[メイン] トロイ : 「僕が大好きなみんなには、ずっとずっと仲良しでいてほしいよ」

[メイン] メリ : 『でも、でも…僕は…きっと許せない。何があったとしても、僕は…トロイが大きくなっても一緒にいてあげたかった。トロイの好きなあの本みたいに…』

[メイン] DL : そう言うと、ふたりは黙ってしまった。

[メイン] 岸井ミカ : 「ったく……ここまで頑固なのはビックリだよホント」

[メイン] 岸井ミカ : 「そこまで嫌いならさ、メリ、トロイくんの両親に文句言いに行けばいーじゃん」

[メイン] アンバー : 「……!」

[メイン] 岸井ミカ : 「一回本気の喧嘩すれば気が収まるでしょ?あたしだってそりゃ先輩達と喧嘩するけど…最後は割とスッキリするし、その後は笑顔だし」

[メイン] 岸井ミカ : 「もしかして疑ってる?現役女子高生のアドバイスは聞いておくと得ってやつよ」

[メイン] エノハラ : 「……このままだと私ももうここにはいられなくなりそうだね」

[メイン] エノハラ : 少し考えるようなそぶりをして

[メイン] エノハラ : 「そうだなぁ……ずっと居座っていた私が説教する立場じゃないのは分かってるけどさ。もう、ここまで来たんだ」
「メリくん、君の何より大切な友達のお願いなんだろう。君がいつまでもぐずっていたって、トロイくんは本当の意味で幸せにはなれやしないさ」

[メイン] エノハラ : 「大切な友達を悲しませるのは、本当の友達がすることなのかな? 案外、君が勘違いをしているせいで…ってこともあるかもしれないだろう」

[メイン] エノハラ : 「ご両親を許すかどうかは、向こうに行って話をしてから決めても遅くないんじゃないかい?」

[メイン] エノハラ : 「それこそ彼女が言ったように、文句を言ったっていいさ」
チラリとミカの方を見て

[メイン] 天童成美 : 「それでも足りないなら…あった」
台所をゴソゴソ漁り

[メイン] 天童成美 : メリの手に包丁を握らせる

[メイン] 天童成美 : 「もう一回殺してきなさい、あの世で死ぬかどうかなんてわからないけど」

[メイン] エノハラ : 君は面白いことを言うねぇ。と後ろで少し笑っている。

[メイン] 岸井ミカ : 「このバカ……」
でもま、それもいいか

[メイン] アンバー : 「…………。」
す、と……一歩踏みだす。

[メイン] アンバー : 「……今からでも遅くないと思うよ。わたしは。……大きくなっても、一緒にいてあげたいんでしょ?」
「……でも、それなら……ここじゃダメ。」

[メイン] アンバー : 「エノハラさんの言う通り、トロイくんはここにいてもずっとこうして同じまま……幸せになれないまま、大きくなれないまま。……人はね」

[メイン] アンバー : 「辛いことも、悲しいことも……吐き出して、飲み込んで」

[メイン] アンバー : す……と、取り出したのは──あちこちがテープで留められた不恰好な折り紙。

[メイン] アンバー : 「傷を認めて、はじめて一等星のような大人になれるんだもの。──ね?」

[メイン] メリ : 『………』
それぞれの顔を見て、黒い涙がつーっと流れて

[メイン] トロイ : 「…ね、帰ろう。3人で一緒に」

[メイン] メリ : 『……うん…』

[メイン] DL : メリがそう言うと、黒一色だった空間に空が広がった。

[メイン] DL : 幾つもの星が瞬く、眩しいほどの星空だ。

[メイン] 岸井ミカ : 「…………え?星……?」

[メイン] アンバー : 「…………わぁぁ……!」

[メイン] 天童成美 : 「……!」

[メイン] 天童成美 : 「空だ…!」

[メイン] トロイ : その空を見上げながら、2つのぬいぐるみをぎゅうと抱きしめる。その後トロイはあなた達に駆け寄り、それぞれにぎゅっとハグをした。

[メイン] トロイ : 「お姉ちゃんたち、いっぱいいっぱい遊んでくれてありがとう。それと…ごめんね。きっと、僕が勝手にここに連れてきちゃったんだよね」

[メイン] トロイ : 「みんながちゃんと帰らなくちゃね。だから…ばいばい」

[メイン] 岸井ミカ : 「……その…なんつーか……ばいばいだとなんか寂しいし…またね」

[メイン] アンバー : 「ううん! ……短い間だったけど、わたしもトロイくんたちと一緒にいられてとっても楽しかった! ……えへへ、神様のイタズラに感謝しなきゃ!」
「………………っ……!! うん──元気でね!! 絶対だよ!!」

[メイン] 天童成美 : 「うん…それじゃまた!」

[メイン] 岸井ミカ : 「それとメリ!もしあたしがそっち行ったら……デートくらいはしてあげる!」

[メイン] アンバー : 「ちょっ……ミカ!!?」

[メイン] メリ : 『!?』

[メイン] 岸井ミカ : 「あんたみたいなガキンチョはちょっと人を知った方がいいよ、このミカお姉ちゃんが大人のお付き合い教えてやるから楽しみに待ってなって♥」
メリに向けてウィンクする

[メイン] 天童成美 : 「……おやおやおや」

[メイン] 天童成美 : 「未成年淫行は犯罪だよミカ?」

[メイン] トロイ : 「…?どうしたの?メリ、黙っちゃって…」

[メイン] 岸井ミカ : 「うっさい!あんただって殺人教唆しただろ!」

[メイン] イラ : 「どうしたんだろうか?」

[メイン] 天童成美 : 「あっそうか!じゃあ犯罪仲間だ!」ワッハッハッ

[メイン] アンバー : 「……というか、あんたもまだわたしたちと同じ高1だし全然大人じゃないよね……」

[メイン] エノハラ : 「ふぅ…締まらないねぇ」
そう言いながらも、顔はほころんでいて

[メイン] トロイ : みんなの笑顔の中、トロイはそっと手を振ると、輝きを増す夜空へと飛び出した。

[メイン] トロイ : 彼の体は落ちることは無く、そのままゆっくりと夜空へ駆けていく。

[メイン] DL : やがて、彼が星空の一粒となった時。あなた達のいる部屋がほろほろと崩れ始めた。それと同時に、あなた達の周りを小さな光の粒が包み込む。

[メイン] DL : …現実世界へ戻れるのだ、と何となく感じるだろう。それはあなた達だけでなく、エノハラや部屋のぬいぐるみ達も同様だった。

[メイン] DL : …この小さな宝箱は彼らの夢想であり、同時に彼らの現実でもあった。
もう、謎の失踪事件も無くなるだろう。

[メイン] DL : 夜空で、5つの星がキラリと輝いた気がした。

[メイン] DL : ……

[メイン] DL :  

[メイン] DL :  

[メイン] DL : …気が付けば、あなた達はあの部屋に行く前の場所にぽつりと佇んでいた。

[メイン] DL : ふと夜空を見上げる。すると…きらり、ちかりと星が煌めいた。3つの星が、あなた達の頭の上を走ってゆく。

[メイン] DL : その先に、2つの星がきらめいた。再会を喜ぶような、そんな光だ。

[メイン] 岸井ミカ : 「…………あれ、あたしら……夢でも見てた?」

[メイン] アンバー : 「ん…………」
「……夢、だったのかなぁ……」

[メイン] 天童成美 : 「……ん…」

[メイン] 岸井ミカ : 「……ま、夢でもいっか…なんか気分いいし」
満天の星空を眺める、こんなにも星が綺麗と思ったのは生まれて初めてだ

[メイン] アンバー : 「えへへ、言えてるね……」
とん、ととん……と、夜の帰り道に3つの足音を響かせながら。

[メイン] アンバー : 「──ってほら、あれ! 流れ星……ううん、彗星じゃない!?」

[メイン] 岸井ミカ : 「え!?嘘!?やっば願い事しなきゃ!」

[メイン] 天童成美 : 「願い事かあ…」

[メイン] 岸井ミカ : 「う〜ん……」
高級バック?素敵な彼氏?いやここはやっぱり

[メイン] 岸井ミカ : 「あたしら3人の友情が不滅でありますよーに!」

[メイン] アンバー : 「あははっ、賛成!」

[メイン] DL :  

[メイン] DL : 家に戻ったあなた達は、テレビやSNSで例の失踪事件で行方不明となっていた人々が発見されたというニュースを目にする。

[メイン] DL : トロイ達のいた空間は無くなり、全てがあるべき場所へと帰ったのだ。

[メイン] DL : あの空で、かの星は笑っているだろうか。それとも泣いているだろうか。空に輝く星々の中では、それは限りなく小さなものであることに違いはない。

[メイン] DL : それでも…あなた達の見上げる夜空は、昨日までの空とは――きっと、違うのだ。

[メイン] DL :  

[メイン] DL :  

[メイン] DL : ED「小さな星たちのトロイメライ」

[メイン] DL :  

[メイン] DL :  

[メイン] DL : ……小さな星たちとの別れから数週間後。

[メイン] DL : ふらりと立ち寄った本屋で、1冊の絵本が目に留まる。
「21月の星と光たち」という絵本だ。

[メイン] DL : 目に留まった理由は、聞き覚えのあるタイトルか、見覚えのある表紙絵か――いずれにせよ、あなたはその本を手に取り、ページをめくっていく。

[メイン] 「21月の星と光たち」 : お月さまがきらきらと空を明るくてらす夜。
空でまいごになっている、小さな小さな、白い星がいました。

その白い星は、お父さんとお母さんからはぐれてしまったようです。
そばにいるのは、大切な友だちの青い星だけ。
周りにはたくさんの見知らぬ星たちが ちかちか、ちかちかとひかりあっています。

空が明るい日は、お月さまの光とまざりあって星の光が弱くなってしまいます。
そんな日にまいごになってしまっては、お父さんとお母さんを探すことはむずかしいでしょう。
白い星は、青い星とはなれないように、ぎゅっと手をつないで言いました。

「いっしょにお父さんとお母さんを探そう」

白い星と青い星は、空のあちこちを見て回ります。けれど、どこを探してもお父さんとお母さんは見つかりません。
白い星はさみしくなって、少しずつ元気がなくなっていきました。
青い星は「どうして見つからないんだろう」と、まるでおこっているかのように、白い星の手をにぎる力が強くなっていきます。
そうして、何日も何日も、2つの星は空を歩きつづけました。

それでも、お父さんとお母さんは見つかりません。
歩きつかれた2つの星は、空のはじっこで休むことにしました。

周りにはたくさんの見知らぬ星たちが ちかちか、ちかちか とひかりあっています。
まるで、2つの星のことなんか、これっぽっちも気にしないかのように。
2つの星はかなしくなって、下を向いていました。

すると、2つの星の近くに、あたたかい光が来ていることに気がつきました。
顔を上げてみれば、ふわふわと浮かぶ光たちが2つの星を心配そうに見ています。

白い星がお父さんとお母さんを探していることを話すと、光たちは言いました。

「きっと、お父さんとお母さんもきみたちを探してるはず」
「きみたちはひとりぼっちじゃないよ」
「わたしたちのまほうで、きっと見つかるから!」
「ほら、手をのばして。いっしょに行こう」

光たちにはげまされて、2つの星はまた空を歩き始めます。
そうして、何日も何日も歩きました。
でも、今度は光たちが楽しいお話をしてくれるので少しもつかれません。
まるでまほうのような、すてきな時間でした。

その時……
目の前で小さな赤い星がちかり、と光りました。赤い星は、じっとみんなを見ています。

「やっと見つけた!ねぇ、こっちだよ」

そう言って、赤い星は白い星と青い星の手をつないでかけ出しました。
後ろから、光たちもいっしょについていきます。

どれだけ走ったでしょう。
星たちは、空のたかいたかい場所に来ていました。その先には、大好きなお父さんとお母さんが待っていたのでした。

「見つけてあげられなくてごめんね」
「もうはなれないよ、ずっといっしょだよ」

お父さんとお母さんは、涙をぽろぽろと流しながら、まいごになった星たちを探していたのです。
そして、みんなでぎゅっと抱き合いました。

それから―小さな星たちはいっしょに手をつないでいます。もうはなれてしまわないように、と。

「わすれないで 小さな星たちがいたこと」
「わすれない あたたかい光たちがいること」

目の前をかけていく彗星(すいせい)、新しい星が生まれる日、たくさん生きた星が目をとじる日。

今日も夜の空を見上げれば、きっとたくさんの星たちがかがやいているでしょう。
その中の小さなひとつぶが、どうか笑っていますように。
                              おしまい

[メイン] DL : そして、絵本の最後には…作者である彼女のコメントが小さい文字で添えられていた。

[メイン] 「友だちのてがみ」 :

[メイン]   : 親愛なるトロイくんへ

私にとって君と一緒にいられた時間は、かけがえのないものとなったよ。
君の世界は、心は、想像は、確かに私の心に響いた。
さて。私はとある人物に頼まれてこの本を書いたんだ。
この先ずっと、君を忘れないように。君と君の友達が一緒にいられるように。
だから気に入ってもらえると嬉しいんだけど、読んでくれてるかい?
良かったら、感想を聞かせてくれると嬉しいなぁ。
君が夢に遊びに来てくれることを祈りながら、私もたまにはゆっくり眠ろうじゃないか。
いつでも待ってるからね。

それじゃあ、また。

[メイン] DL :  

[メイン] DL :  

[メイン] 岸井ミカ : 「センパイセンパイセンパイセンパイパイセンパイセン」

[メイン] 岸井ミカ : ユカリ「ミカうるさい!てか途中からパイセンになってる!」

[メイン] 岸井ミカ : 「そんな事より今度の休み空いてます?」

[メイン] 岸井ミカ : ユカリ「パス、どーせ廃墟探索とか心霊スポット巡りでしょ?あんたに付き合うと命がいくつあっても足んないよ」

[メイン] 岸井ミカ : 「え……あたしの親友紹介も兼ねてカラオケどうですかって話なんですけど……」

[メイン] 岸井ミカ : ユカリ「はいはい、あんた1人で手一杯なのに増えたらしんどいからパス」

[メイン] 岸井ミカ : 「うっわひど……成美はともかくアンバーは素直なんですけど!?いーです、逸島先輩行きましょ〜」

[メイン] 岸井ミカ : チサト「……あたしは行こうかな、ミカちゃんの友達なら挨拶しなきゃだし」

[メイン] 岸井ミカ : 「あ、やっぱ逸島先輩が一番だわ、じゃ長谷川先輩は留守番おなしゃーす」

[メイン] 岸井ミカ : ユカリ「……くぉんのクソガキ!わあったわよ!私も行くわよ!」

[メイン] 岸井ミカ : 「っしゃぁ!言質頂きましたァ!」
そう言うとミカは笑顔で教室から立ち去る

[メイン] 岸井ミカ : (ふっふ〜ん♪あたしの青春薔薇色〜♪)

[メイン] 天童成美 :  

[メイン] 天童成美 :  

[メイン] 天童成美 : ……夢

[メイン] 天童成美 : 夢の話をすると、あの時の頃を思い出す

[メイン] 天童成美 : それは…少し昔の話

[メイン] 天童成美 : 私は白い部屋の中で…紳士服を着た男が中央で紅茶を飲んでいた

[メイン] 天童成美 : その男は私を見るなり

[メイン] 天童成美 : 「ああすまないね、手違いだった」と

[メイン] 天童成美 : ……私は

[メイン] 天童成美 : その男の顔を見た

[メイン] 天童成美 : ……いや

[メイン] 天童成美 : あれは男だったのか?

[メイン] 天童成美 : 老人だったような…いや、もっと若い、子供だったような

[メイン] 天童成美 : そもそも人だったっけ?あれは鳥?
いや犬?豚?

[メイン] 天童成美 : そもそもどこに輪郭がある?境界はどこだ?

[メイン] 天童成美 : ……私の体は何処にある?

[メイン] 天童成美 : ……目が覚めた私は

[メイン] 天童成美 : あの時の顔を、何も覚えてなかった

[メイン] 天童成美 : その夢を思い出すたびに、嫌な汗が伝う、吐き気がこみあげる

[メイン] 天童成美 : なのに…なのになぜ…

[メイン] 天童成美 : あの時の顔を、もう一度見たい

[メイン] 天童成美 : この目で、もう一度確認したい

[メイン] 天童成美 : それこそが私の……

[メイン] 天童成美 :  

[メイン] 天童成美 :  

[メイン] 天童成美 : 《ルーツ/狂気(傷)》

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[メイン] DL : ―以上で、エモクロアTRPG「21月7日(冥)」終了です。

[メイン] DL : お疲れさまでした。

[メイン] DL : ・〈∞共鳴〉レベルは初期値に戻ります。
・残響を1つ取得します。
・トロイ、メリ、イラは両親のもとへ行くことができました。
・トロイの力によって行方不明になっていた元共鳴者たちも現実世界へ帰って来ることができました。

[雑談] system : [ 天童成美 ] HP : 10 → 4